1945年の創業以来、サステナブルな視点で地球環境に配慮した素材と、消費者目線に立った“質”の高い空間を創り出す製品を開発、提供し続けてきた大建工業株式会社。近年では、国内住宅市場のみならず、海外市場、そして非住宅市場にも事業フィールドを広げるなど、さらなる事業成長に向けた取り組みを続けている。そうした同社にとって急務の課題として浮上していたのが、ビジネスや業務を根底から支えるITインフラの改革だった。デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるとともに、信頼性と拡張性に優れたITインフラを実現するため、同社が選択したのが「FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-V」(以下、FJcloud-V)」である。
背景
業務効率化やユーザーの利便性を加速させるためのDX化、および基幹系システムのオープン化を実現していくために、これまでプライベートクラウド上で運用されていたITインフラの刷新が求められていた。新たなIT基盤の構築に向けて大建工業が選択したのが、運用にかかるコストや負荷を削減するとともに突発的なシステム負荷増にも素早く対応可能な、柔軟なリソース拡張を実現するパブリッククラウドの導入だった。さらに基幹系システムのパブリッククラウド移行にあたり、システムを停止させない信頼性が求められていた。
課題
- より信頼性に優れたパブリッククラウドに基幹系システムを移行したい
- 定期的なリプレース費用、および保守運用にかかるコストを削減したい
- 万が一のシステム障害や災害の発生時にもビジネスを継続させたい
効果
- 信頼性と柔軟性に優れたFJcloud-Vを採用し基幹系システムのクラウド化を推進
- 既存環境と比較してコストを大幅削減、攻めのIT投資へのシフトを実現
- 東西2つのリージョンを採用したDR(災害対策)環境を構築
既存環境からFJcloud-Vへの移行により削減できたコストを、今後のDX推進に向けた戦略的なIT投資へ活用できることは、企業にとって大きな効果になるでしょう。
大建工業株式会社 IT・物流部 副部長 村上仁氏
大建工業株式会社 様
- 事業内容: エコ素材、内装建材及び住宅機器等の製造販売
- 業種: 製造
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場所:
本店 富山県南砺市井波1番地1
本社大阪事務所 大阪市北区中之島三丁目2番4号 (中之島フェスティバルタワー・ウエスト) -
従業員数:
(連結)3,965名
(2022年3月31日現在) - Customer's website
DXの推進に不可欠な強く柔軟なインフラの実現を目指し、パブリッククラウドへ移行
近年では、運用負荷やコストの削減、そしてオープン化の実現を目的に、基幹系システムをオンプレミスからパブリッククラウドへと移行する企業が増えています。パブリッククラウドへの移行に際して、企業のビジネスや業務を支える基幹系システムに求められる信頼性をどのように担保すればよいのか、事例から紐解いていきましょう。
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収録内容
- 導入の経緯
DXの推進に不可欠な強く柔軟なインフラの実現を目指し、パブリッククラウドへ移行 - 導入のポイント
基幹系システムの安定稼働を支える高信頼性とリソースの柔軟な拡張を評価し、FJcloud-Vを選択 - 効果と今後の展望
削減した運用コストを攻めのIT投資へシフト、さらなるシステムのオープン化を追求
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