NetBackup
- 異なるクラウドプロバイダ間での仮想サーバの復元
- ETERNUS AX/HXのスナップショット機能との連携
- ETERNUS AB/HB連携
- アノマリー検出(NetBackupサーバの異常検出)
- ワークフロー処理(バックアップイメージ削除操作)
- NetBackup Snapshot Manager機能
- 重複排除 (MSDP) によるNAS (CIFS/NFS) の共有
- マルチプラットフォーム/仮想環境のサポート
- クラウド環境サポート
- クラウド環境のオブジェクトストレージへのバックアップ
- 重複排除でのストレージ容量の削減
- Auto Image Replication(AIR)での遠隔地への複製
- アクセラレータでの完全バックアップの高速化
- インスタントリカバリでのゲストOSの高速復旧
- NDMP(Network Data Management Protocol)のサポート
- テープライブラリ共有
- Oracleデータベースのオンラインバックアップ
- NetBackup Self Service機能
- バックアップデータの暗号化を標準実装
- 分離リカバリ環境(IRE)
- Dynamic NAS Backup
異なるクラウドプロバイダ間での仮想サーバの復元
NetBackupサーバのSnapshot Manager機能を利用して、AWSからAzureまたはAzureからAWSへIaaSのVMリカバリが可能です。
取得したスナップショットを用いて、バックアップおよびリストアができます。
ETERNUS AX/HXのスナップショット機能との連携
ETERNUS DXのQuickOPC相当機能に対応
ストレージのスナップショット機能を利用するため、業務サーバに負荷をかけず任意のタイミングでバックアップが可能です。
2回目以降のバックアップは差分バックアップが可能であり、短時間でバックアップ処理ができます。
ボリューム単位のロールバック、およびファイル単位のリストアが可能です。
ETERNUS AB/HB連携
NetBackupサーバのSnapshot Manager機能を利用して、ETERNUS AB/HBのスナップショットを取得/連携が可能です。
取得したスナップショットを用いて、バックアップおよびリストアができます。
アノマリー検出(NetBackupサーバの異常検出)
NetBackupに組み込まれたAI/機械学習により、バックアップデータが異常を検知し管理コンソールに表示します。
ランサムウェアなどのウィルスの脅威からデータを保護します。
ワークフロー処理(バックアップイメージ削除操作)
バックアップイメージの削除操作は、予め定めたワークフローに沿って承認が行われた場合に削除できます。(Multi-Person Authorization)
不正操作の抑止だけなくオペレーションミスによる事故防止が可能です。
NetBackup Snapshot Manager機能
クラウドやストレージのスナップショットと連携し、NetBackupのコンソール画面からデータ保護や復旧ができます。
重複排除 (MSDP) によるNAS (CIFS/NFS) の共有
重複排除機能 (MSDP) を使用して、NAS(CIFS/NFS)共有することができます。主な特徴は以下のとおりです。
- NAS (CIFS/NFS) 共有により様々なバックアップデータを重複排除して複製
- 変更ブロックのみ転送で高速化
- 複数のクラウドストレージに保存、複製可能
マルチプラットフォーム/仮想環境のサポート
Solaris 、Linux 、Windowsといった複数のプラットフォームが混在した環境において、バックアップの一元管理ができます。
また、VMware環境およびHyper-V環境で動作しているゲストOSのバックアップをサポートしています。
クラウド環境サポート
NetBackupクライアントをインストールした、FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS 仮想サーバ上のデータをFUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS 仮想サーバのマスターサーバ、またはメディアサーバでバックアップ/リストアします。NetBackupクライアントをインストールした、FUJITSU Hybrid IT Service FJcloud-O IaaS 仮想サーバ上のデータをオンプレミスのマスターサーバ、またはメディアサーバでバックアップ/リストアします。
また、NetBackupクライアントをインストールした、FUJITSU Cloud Service for SPARC 仮想サーバ上のデータをオンプレミスのマスターサーバ、またはメディアサーバでバックアップ/リストアします。
クラウド環境のオブジェクトストレージへのバックアップ
オンプレミスのデータをクラウドのオブジェクトストレージへバックアップデータを複製できます。
複製対象のオブジェクトストレージ
- FUJITSU Hybrid IT Service for AWSにおけるAmazon S3
- FUJITSU Hybrid IT Service for AWSにおけるAmazon S3 Glacier
- FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft AzureにおけるAzure Blob Storage
- FUJITSU Hybrid IT Service for Microsoft AzureにおけるMicrosoft Azure Archive
- Amazon S3
- Amazon S3 Glacier
- Microsoft Azure Blob Storage
- Microsoft Azure Archive
重複排除でのストレージ容量の削減
重複しているデータ(ブロック)を排除し、一意のデータ(ブロック)だけをストレージ装置にバックアップすることで、使用するストレージ容量を削減できます。さらに、バックアップ回数を重ねることで、ストレージ内に一意のブロック情報が溜まるため、重複排除の効果が高まります。
重複排除は、バックアップを行うメディアサーバでも、バックアップ対象のクライアントでも実施できます。クライアントで重複排除を実施することで、バックアップデータをメディアサーバに転送するときのネットワークトラフィックを軽減できます。
Auto Image Replication(AIR)での遠隔地への複製
Auto Image Replication(AIR)とは、管理情報およびバックアップデータを災害対策拠点のマスターサーバおよびメディアサーバに自動的に複製する機能です。
- 災害対策拠点でリストアするときに、多数の管理情報をマスターサーバに手作業でインポートすることなくリストアできます。
- 重複排除されたバックアップデータを災害対策拠点に複製するため、拠点間のネットワークトラフィックを軽減できます。
- 災害対策拠点でのVMwareゲストOSの作成から起動までの復旧処理のオーケストレーションが可能です。(NetBackup Resiliency機能)
アクセラレータでの完全バックアップの高速化
アクセラレータとは、2回目以降のバックアップで増分データだけを取得して、完全バックアップのイメージを生成する機能です。2回目以降は増分バックアップとほぼ同じ時間で完全バックアップにできます。
アクセラレータで生成した完全バックアップのイメージから、ファイル単位でのリストアおよびデータ全体を丸ごとでリストアできます。
OSの変更検出技術やVMwareのChanged Block Tracking(CBT)、MicrosoftのResilient Change Tracking(RCT)と連携することで、完全バックアップを高速化します。
また、個別リカバリテクノロジ(GRT)を使用することで、Microsoft Exchangeのデータベース単位およびMicrosoft SQLのファイル単位でのリストアができます。
インスタントリカバリでのゲストOSの高速復旧
VADPバックアップにおけるインスタントリカバリとは、ストレージ装置をVMwareのNFS datastoreとして使用することで、ストレージ装置にバックアップされたゲストOSを直接起動して、ただちにアクセスできるようにする機能です。
VMwareのStorage vMotionと連携することで、バックアップストレージで起動しているVMwareのゲストOSを起動したまま、元のVMware datastoreに移行できます。
またインスタントアクセス機能により、より高速にVMwareのゲストOSの直接起動が可能です。
NDMP(Network Data Management Protocol)のサポート
ETERNUS NR1000 seriesおよびETERNUS AX/HXに格納されているデータをバックアップできます。
テープライブラリ共有
複数のNetBackupサーバでテープライブラリ装置やテープドライブを共有することで、テープ装置の導入コストおよび管理コストを削減できます。
Oracleデータベースのオンラインバックアップ
Oracle Recovery Manager(Oracle RMAN)と連携し、Oracleデータベースを停止することなくオンラインバックアップできます。
NetBackup Self Service機能
システム管理者に問い合せすることなくテナントユーザ自身がバックアップ・リストアを実行できる機能です。
テナントユーザは、Webブラウザを使用してバックアップ、リストアの操作ができます。
本機能によって、システム管理者/テナント管理者/テナントユーザができる操作は次の通りです。
- システム管理者によるスケジュールバックアップ設定、テナント管理者のロール設定/管理
- テナント管理者によるテナントの管理(テナントユーザの作成、パスワード変更、通知の設定)
- テナントユーザによるバックアップ、リストア操作、バックアップ状況の参照
システム管理者は複数の部門(テナント)のデータ保護を一元管理することができます。
バックアップ・リストアをテナントユーザ自身で実施できることで、システム管理者の作業を軽減できます。
バックアップデータの暗号化を標準実装
クライアントでデータを暗号化し、メディアサーバに転送できるため、ネットワーク上のデータの機密性を確保できます。
分離リカバリ環境(IRE)
従来、バックアップデータをサーバー間で複製する場合は、本番環境からネットワークアクセスが可能な状態にしておく必要がありました。
この場合、本番環境がランサムウェアに侵された時に攻撃されるリスクが生じます。
最新のNetBackupにおいては、複製先である災対環境からのアクションのみで複製を行うため、
本番環境からは常に通信不可となり、ネットワーク的に本番環境から隔離される「エアギャップ」が実現できます。
Dynamic NAS Backup
- NASのスナップショットから、自動多重&永久増分バックアップできます。
- クラウドやサーバなど、リストア先が選択できます。
- ETERNUS AX/AC/HX、Nutanix Filesに対応しています。
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