PRIMERGY CDI
Composable Disaggregated Infrastructure
次世代インフラストラクチャ
リソースの有効活用によるパフォーマンス最大化。インフラの肥大化、消費電力、設備コストの問題を解決。

お知らせ
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2025年1月28日PRIMERGY CDI V1.1 (既存モデル) の構成製品に、新しく搭載可能な計算サーバやGPUが加わりました
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2025年1月28日オートスケール機能など新機能が加わった「PRIMERGY CDI V1.1 powered by Red Hat OpenShift Container Platform」の販売を開始しました
私たちの生活から生み出される大量の情報。その情報をビジネスや暮らしに役立てるため、様々なデータ処理がコンピュータシステムに求められております。データ処理多様化に対応する次世代技術が、Composable Disaggregated Infrastructure(CDI)です。
PRIMERGY CDIは、高品質・高信頼なPCサーバ PRIMERGYと、高速なファブリック経由で共有されるハードウェアリソースプールに分離されたNVIDIA®社製GPUやストレージ、それらを管理する専用ソフトウェアで構成され、お客様のワークロードに合わせて、必要な時に必要なリソースを自由に配備したり、必要がなくなったら解放したりすることでリソースの使用率を最大化し、効率的な運用を可能にします。
さらに、新しく仲間に加わった「PRIMERGY CDI V1.1 powered by Red Hat OpenShift Container Platform」では、ワークロードの変化を監視し、論理サーバ単位で自動で追加・解放(スケールイン・スケールアウト)するオートスケール機能をはじめとする新機能も充実。
PRIMERGY CDIはこれからも進化を続けます。
※メモリのプール化は2025年、CPUのプール化は2027年を予定しております。
エフサステクノロジーズのこだわり
- 高性能&省電力
[自動最適化技術] - 必要に応じて、高性能GPUを組み込んだ論理サーバを動的に組立。システム全体の消費電力を低減
- オープン&互換性
[標準化技術活用] - コンテナ基盤の標準技術を採用。既存アプリ資源の有効活用が可能
- 安全性&安定性
[大規模並列化技術] - スパコンで培った、ワークロード分離・障害箇所の特定・保守性、を実現する技術を実装
導入効果
PRIMERGY CDIは、ディスアグリゲーテッドコンピューティング技術により、クラウドの柔軟性をハードウェアで実現することで、高性能、省電力/省コスト、運用効率化を実現するアーキテクチャです。
ワークロードごとに環境を用意していた従来型システムでは、ワークロードの増加に合わせたシステムの増強には作業時間や導入コストがかかっていました。また、システム運用においても、時間帯や時期によってハードウェアリソースの使用率に偏りがあり効率的に使えない場合がありました。
そういった課題を解決するのがPRIMERGY CDIです。本製品の導入により、限られたリソースを柔軟に組み合わせて使用することができ、初期導入費用や消費電力を最適化できTCOの削減をはかることができます。
従来のインフラ
GPU搭載サーバをワークロードに応じて用意
PRIMERGY CDI
CDI技術で共有プール化しGPUを効率的に利用
例えば、創薬シミュレーションや生成AIをはじめとするAI学習用途など、複数のGPUパワーが必要な時は、1台のサーバーに全てのGPUを集中して割り当てる、流体解析や構造解析、学習済みモデルを使ったAI推論など、GPUパワーが要らない場合は各サーバに分散して割り当てる、というように柔軟に切り替えながら運用することが可能です。
また将来的には未使用状態監視による電源制御、故障監視による自動切替などデバイス単位でのスケールアップ・スケールダウンが可能*1 となります。
AI推論
各サーバにGPUを分散割り当て
AI学習
1台のサーバに全GPUを集中割り当て
GPU未使用時
電源制御で消費電力を削減*1
*1)デバイス単位での自動切替機能は、2025年対応予定です。
活用シーン
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IaaS環境 / プライベートクラウド
部門ごとの目的が違う複数ユーザー間のセキュリティを確保しつつ、それぞれのワークロードの変化に応じて論理サーバ単位で自動的に増減。論理サーバ単位での自動切替(スケールイン・スケールアウト)*2で、無駄なリソースの割り当てを削減します。
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ビッグデータ解析
AI学習時は1つの計算サーバに複数GPUを集中させる、推論時は複数の計算サーバにそれぞれ1つずつGPUを割り当てる、というように、用途に応じてコンポーネント単位で構成可能なため、さまざまな用途利用が統合されたシステムでも効率化が可能です。
*2)論理サーバ単位での自動切替は、「PRIMERGY CDI V1.1 powered by Red Hat OpenShift Container Platform」の機能になります。
製品構成
PRIMERGY CDI V1.0、PRIMERGY CDI V1.1、およびPRIMERGY CDI V1.1 powered by Red Hat OpenShift Container Platformの製品構成、組み合わせ可能な計算サーバ数や搭載可能デバイス数など、詳細についてはシステム構成図やカタログ、マニュアル等、各種ドキュメントをご参照ください。
構成・オプション、周辺機器等についての詳細・価格については、下記のシステム構成図よりご確認ください。
また、計算サーバ、PCIe Boxおよび搭載PCIeデバイスの消費電力/質量については、消費電力/質量計算ツールでご確認いただけます。
(コントローラアプライアンス for CDI、PCIe ファブリックスイッチ for CDIの消費電力/質量については、システム構成図よりご確認ください。)
ドキュメント
カタログ
![]() | 2025年1月28日公開 |
ホワイトペーパー
![]() | 2023年8月8日公開 |
![]() | 2024年1月23日公開 |
![]() | 2024年8月8日公開 |
マニュアル
PRIMERGY CDIシステム構築手順書、システム運用管理者ガイド、ソフトウェア管理者ガイドなどのシステムマニュアルや、コントローラアプライアンス for CDI取扱説明書、PCIe Box for CDI取扱説明書など個別製品マニュアルは、「製品サポート」サイトに掲載しております。
「製品サポート」サイトの「製品を選択する」ボタンより、「製品の検索」を選択し、「CDI」で検索してください。
PRIMERGY CDI V1.0 と V1.1 で対象ドキュメントが異なりますのでご注意ください。
PRIMERGYに関する資料請求・お見積もり・ご相談
この製品に関するお問い合わせは、富士通株式会社のフォームを使用し、2024年4月1日よりエフサステクノロジーズ株式会社が対応いたします。
お電話でのお問い合わせ
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富士通コンタクトライン(総合窓口)
0120-933-200(通話無料)受付時間 9時~12時および13時~17時30分(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)
この製品に関するお問い合わせは、富士通株式会社のフォームを使用し、2024年4月1日よりエフサステクノロジーズ株式会社が対応いたします。