本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

PRIMERGY CDI
Composable Disaggregated Infrastructure

私たちの生活から生み出される大量の情報。その情報をビジネスや暮らしに役立てるため、様々なデータ処理がコンピュータシステムに求められております。データ処理多様化に対応する次世代技術が、Composable Disaggregated Infrastructure(CDI)です。
PRIMERGY CDIは、高品質・高信頼なPCサーバ PRIMERGYと、高速なファブリック経由で共有されるハードウェアリソースプールに分離されたNVIDIA®社製GPUやストレージ、それらを管理する専用ソフトウェアで構成され、お客様のワークロードに合わせて、必要な時に必要なリソースを自由に配備したり、必要がなくなったら解放したりすることでリソースの使用率を最大化し、効率的な運用を可能にします。

エフサステクノロジーズのこだわり

  • 必要に応じて、高性能GPUを組み込んだ論理サーバを動的に組立。システム全体の消費電力を低減

  • コンテナ基盤の標準技術を採用。既存アプリ資源の有効活用が可能
    ※2024年対応予定

  • スパコンで培った、ワークロード分離・障害箇所の特定・保守性、を実現する技術を実装

製品構成

最小構成 最大構成
管理サーバ *1 + Compose Manager for CDI 1 1
コントローラアプライアンス for CDI 1 1
PCIeファブリックスイッチ(48port) for CDI 0 1 *2
PCIe Box(PCIe x10) for CDI 1 3 *2
計算サーバ(RX2530 M7 or RX2540 M7) + PCIe HBAカード for CDI 1 *3 6 *4
PCIeデバイス *5 1 *6 30 *6
  • *1
    画像の管理サーバは、PRIMERGY RX1330 M5で構成した場合の例になります。
  • *2
    PCIeファブリックスイッチ(48port) for CDIは、最大2台まで増設可能です。その場合、PCIe Box(PCIe x10) for CDIは2台までに制限されます。
  • *3
    最小構成時、計算サーバは4台まで増設可能です。
  • *4
    計算サーバは、PCIeファブリックスイッチ(48port) for CDIの搭載台数を2台にすることで、最大16台まで増設可能です。ただし構築可能な構成には制限がありますので、詳細については、掲載中のPRIMERGY CDI システム構築手順書、および各種ドキュメントを参照願います。
  • *5
    搭載可能なPCIeデバイスの詳細は、掲載中のシステム構成図、および各種ドキュメントを参照願います。
  • *6
    PCIe Box 1台あたり、PCIeデバイスを最大10台まで収容可能です。システムには最低1台以上のSSDが必要です。
  • *7
    本イメージは、右表の最小構成もしくは最大構成を表したものではありません。詳しくは掲載中の各種ドキュメントを参照願います。

PRIMERGY CDIは、PCIeデバイス1台の最小構成から、お客様のご希望にあわせてご用意することが可能です。
また、PCIe Box (PCIe x8) for CDI構成もご用意しております。製品の詳細については製品カタログ、およびシステム構成図等、掲載中の各種ドキュメントをご参照願います。

構成・オプション、周辺機器等についての詳細・価格については、下記のシステム構成図よりご確認いただけます。
また、計算サーバの消費電力/質量、PCIe Boxおよび搭載PCIeデバイスの消費電力/質量については、サーバ消費電力/質量計算ツールより、計算いただけます。
(コントローラアプライアンス for CDI、PCIe ファブリックスイッチ for CDIの消費電力/質量については、システム構成図よりご確認願います。)

導入効果

PRIMERGY CDIは、ディスアグリゲーテッドコンピューティング技術により、クラウドの柔軟性をハードウェアで実現することで、高性能、省電力/省コスト、運用効率化を実現するアーキテクチャです。 ワークロードごとに環境を用意していた従来型システムでは、ワークロードの増加に合わせたシステムの増強には作業時間や導入コストがかかっていました。また、システム運用においても、時間帯や時期によってハードウェアリソースの使用率に偏りがあり効率的に使えない場合がありました。そういった課題を解決するのがPRIMERGY CDIです。 本製品の導入により、限られたリソースを柔軟に組み合わせて使用することができ、初期導入費用や消費電力を最適化できTCOの削減をはかることができます。

エフサステクノロジーズの技術力

PRIMERGY CDIには、我々が長年培ってきた技術力やノウハウが数多く使われております。例えば、計算サーバ1台あたりに同時接続可能なGPUなどのPCIeデバイスは20台で、これは一般モデルとして販売しているPRIMERGYにPCIe HBAカードを搭載しても実現することはできません。ハードウェアだけはなく、エフサステクノロジーズのソフトウェア、ファームウェアの設計技術を集め実現しております。

また、PRIMERGY CDIは、初期導入費用や消費電力の削減だけではなく、性能面でも高いパフォーマンスを実現しております。詳細につきましてはホワイトペーパーを参照願います。

活用シーン

  • プライベートクラウド

    パブリッククラウド上でサポートされる多様なワークロードがサポートされるため、セキュリティを確保しつつ、パブリッククラウドと同様の利便性を実現できます。

  • エッジクラウド

    5Gネットワークとエッジクラウドの組み合わせで、スポーツイベント等、負荷がダイナミックに変わる環境でも、急激な変化に追従し、高速で低遅延なサービスの継続を可能にします。

  • ビッグデータ解析

    AI学習時は1つの計算サーバに複数GPUを集中させる、推論時は複数の計算サーバにそれぞれ1つずつGPUを割り当てる、というように、用途に応じてコンポーネント単位で構成可能なため、さまざまな用途利用が統合されたシステムでも効率化が可能です。

関連リンク

ドキュメント

カタログ

PDFPRIMERGY CDI カタログ2024年4月16日公開

ホワイトペーパー

システムマニュアル

個別マニュアル

※CDIはComposable Disaggregated Infrastructure、HBAはHost Bus Adapterの略称です。

PRIMERGYに関する資料請求・お見積もり・ご相談

この製品に関するお問い合わせは、富士通株式会社のフォームを使用し、2024年4月1日よりエフサステクノロジーズ株式会社が対応いたします。

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