PRIMEQUEST 500Aシリーズ Windows Server 2008留意事項
[ 2011年8月23日更新 ]
PRIMEQUESTシリーズのOSおよびサーバ添付ソフトウェアの留意事項です。
Windows Server 2008留意事項
対象機器 |
留意事項 |
最終更新日 |
PRIMEQUEST 500Aシリーズ / 500シリーズ
(サーバ本体) |
2TBを超える容量のディスクにページングファイルの設定が行われた環境において、メモリダンプファイルの採取を行うと、ページングファイル出力先のディスク上のパーティションが破壊されます。
メモリダンプファイル採取に使用するドライバ(Diskdump.sys)の不具合により、ディスクの先頭からのオフセットが2TBを超える領域に、ページングファイルの書き込みが行われる際、正しく書き込み先のオフセットを計算できず、誤った領域にページングファイルの書き込みが行われるため発生します。
本現象を回避する修正プログラムは公開されていません。
2TBを超える容量を持つディスクに対し、ページングファイルを出力する設定を行わないでください。 |
2011年8月23日 |
Fibre Channelカード
[MC-08FC31 / MC-08FC41 /
MC-08FC51 / MC-08FC61 /
MC-08FC71 / MC08-FC81 / MC08-FC91] |
該当のFibre ChannelカードをWindows Server 2008環境でご利用になるためには、Fibre Channelカード ドライバとファームウェアおよびEFIドライバを適切な版数組合せに更新してください。
搭載しているFibre Channelカード型番によりFibre Channelカード ドライバとファームウェアおよびEFIドライバの適用版数が異なります。適用版数の組合せは「PRIMEQUEST用ファイバチャネルカード ドライバに対応するファームウェア/EFIドライバ適用について(1.783KB)」を参照してください。
Fibre Channelカード ドライバは「ダウンロード」ページより入手できます。 |
2009年7月7日 |
Broadcom onboard Gigabit Ethernet |
オンボードのGigabit Ethernetでチーミング機能を利用するためには、11.5.13版以降のBroadcom Advanced Control Suiteおよび11.7.1.0版以降のBroadcom onboard Gigabit Ethernet ドライバが適用されていることを確認してください。11.5.13版以降のBroadcom Advanced Control Suiteおよび11.7.1.0版以降のBroadcom onboard Gigabit Ethernetドライバは「ダウンロード」ページより入手できます。 |
2009年2月17日 |
10GBASE-SR LANカード
(シングルチャネル)
[MC-08XE11] |
10G BASE-SR LANカードのチーミング機能を利用するためには、2.6.22.13614版以降のドライバが適用されている事を確認してください。ドライバは「ダウンロード」ページより入手できます。 |
2008年12月2日 |
SASカード
[MC-08SS11]
PCI Express SASカード
[MC-08SS21] |
該当のSASカードをWindows Server 2008環境でご利用になる場合には、1.27.03.00版以降のドライバが適用されていることを確認してください。ドライバは「ダウンロード」ページより入手できます。オンボードSASコントローラーが搭載されている場合には、オンボードSASコントローラーにも1.27.03.00版以降のSASカードと同じ版数のドライバを適用してください。 |
2008年12月2日 |
PRIMEQUEST(サーバ本体) |
PRIMEQUEST 500A / 500シリーズにWindows Server 2008をインストールする場合には、Windows Server 2008に対応したファームウェアを利用してください。
Windows Server 2008に対応したファームウェアの入手は、担当営業へお問い合わせください。 |
2008年7月1日 |
PRIMEQUEST(サーバ本体) |
Windows Server 2003 からWindows Server 2008へのアップグレードインストールはできません。
これはWindows Serve 2008の仕様です。Windows Server 2008をご利用になるためには、新規インストールを行います。 |
2008年2月28日 |
サーバ添付ソフトウェアの留意事項
対象ソフトウェア |
版数 |
留意事項 |
最終更新日 |
SystemcastWizard Lite |
V1.1
V1.1A
V1.2
V1.2A
V1.2B
V1.3
V1.4
V1.5
V1.6
V1.6A
V1.7
V1.8
V1.8A
V1.9
V2.0
V2.0A |
PXEサービス/TFTPサービス/環境設定ツールに脆弱性があります。
- 脆弱性の説明
該当ソフトウェアのPXEサービスおよび環境設定ツールにバッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
また、該当ソフトウェアのTFTPサービスにディレクトリ・トラバーサルが発生する脆弱性が存在します。
- 脆弱性のもたらす脅威
該当ソフトウェアでは、デプロイメントサーバ上で任意のコードを実行されたり、PXEサービスをクラッシュさせたりする可能性があります。
また、デプロイメントサーバ上で許可されていないユーザーがファイルを参照できる可能性があります。
- 対策Patch
「ダウンロード」ページより入手できます。
[謝辞]
この脆弱性情報は、下記の方から弊社にご連絡をいただきました。
報告者:Wintercore社 リバースエンジニアリング研究所 Ruben Santamarta 氏 |
2009年2月3日 |