取引先との信頼を築く「ファイル受け渡し」とは?
機密レベルの高いデータを送受信する企業では、ハイレベルなセキュリティ対策が求められます。本コラムではファイル受け渡し時の情報漏洩をいかに防ぐか、という観点から様々なリスクと対策をお届けします。
セキュアな「ファイル受け渡し」が課題なのに、対策は「送信」だけ?
メールによるファイルの送受信は、重大な漏洩リスクが発生するため、送信前にメールの内容のチェックを促すメールチェッカーや、メールに添付するファイルを自動で暗号化するツールなどを導入する企業が増えています。 しかし、見落とされがちなのが、「機密ファイルは、セキュアな送信だけができればOKではない」ということです。
例えば以下のケース、
- 機密情報が含まれたファイルを取引先から受け取りたい
- 顧客情報が含まれたファイルを委託企業に送り、編集した資料を返信してほしい
自社のファイル送信環境だけを構築しても、返信時のセキュリティが取引先任せでは、依然として漏洩や誤送信のリスクは残ってしまいます。継続的な取引であればセキュリティツールを導入してもらう事も考えられますが、一時的な場合や担当者が毎回変更になるような場合、都度のツールインストールや使い方の習得は、取引先に手間や負担がかかってしまいます。
取引先に負担をかけず、「受け取り」のセキュリティも強化
前段のような課題を解決したい場合は、取引先に新たなツールを構築してもらうことなく、簡単にセキュアなファイルの受け取りが可能な仕組みを導入することをお勧めします。
富士通Japanの暗号化ファイル伝送ツール「Confidential Posting」では、インターネットに接続できる環境さえあれば、取引先でのツールインストールも不要。簡単3STEPで安全なファイルの受け取りが可能です。
初めての利用でも簡単3STEP(例:個人情報の収集)

独自の特許技術(注1)により、ファイルを自動的に圧縮/暗号化(AES)するため、取引先がセキュリティを意識する必要なくセキュアな返信が可能です。
(注1)特許第5466614号「データ送受信サービスシステムおよび方法」
取引先からの信頼性が向上するメリットも
このように、「返信」のセキュリティにも配慮したツールの導入メリットは単に情報漏洩や誤送信のリスクを減らすだけでなく、取引先との信頼関係を構築することにもつながります。
富士通Japanの暗号化ファイル伝送ツール「Confidential Posting」は、返信機能以外にも、送達確認や送受信ログ管理などの機能も実装。「いつ、誰が、どんなファイルを送信したか、受信したか」などのトレースが可能。内部監査時に必要な場合など、証跡を確実に残すとともに、利用者の内部不正の抑止効果も期待できます。
アフラック 様
販売代理店との機密情報データ授受をセキュアな環境下で実現。誤送信の可能性がなくなり送信後の取り消しも可能に。授受履歴台帳も自動生成されるため、効率的にもれなく記録できるように。

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