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Japan

アフラック様

がん・医療保険のリーディングカンパニーとして“生きるを創る”アフラック。
Confidential Postingを導入し、セキュアな環境下でのデータ授受を実現。

アフラック様の集合写真

[2014年10月17日掲載]

導入事例概要
業種 セキュリティ
サービス 暗号化ファイル伝送ツール「Confidential Posting」
導入背景と効果
  • 機密情報などのデータ送信におけるセキュリティを強化
 
  • 優れた基本機能と柔軟なカスタマイズで、セキュアなデータ送信システムを構築
  • 膨大なメールアドレス管理による作業量の増大や誤送信の防止徹底
  • メールアドレスの管理や誤送信が起きない安全で効率のよいデータ授受の仕組みを実現
  • データ授受履歴の記録を徹底
 
  • データ授受履歴台帳を自動生成

課題は、販売代理店との機密情報データ授受をよりセキュアに行うこと。

アフラック様 森安氏の写真

アフラック
アソシエイツ営業統括部
アソシエイツ業務支援課
担当課長
森安  徹氏

   創業以来、アフラックでは独自の販売チャネルとして「アソシエイツ(販売代理店)制度」を採用し、15,000店を超える販売代理店のネットワークを全国に拡大してきました。アソシエイツとのデータ授受については、一定数以上の個人情報を送信する場合は専門部署が一括して取り扱うことにより安全性を確保していました。しかし、その基準に満たないデータにおいてもよりセキュアな授受を行う必要があるため、従来から行っていたデータ暗号化や厳格なパスワード管理に加えて、誤入力防止を含めた宛先管理の仕組みを検討していました。そこでアフラックが選択したのが、富士通エフ・アイ・ピー(以下 富士通FIP)のデータ転送サービス「Confidential Posting」です。
   パートナーとして富士通FIPを選んだ理由についてアソシエイツ業務支援課 担当課長の森安氏は、「セキュリティが強固で、代理店向け業務用ポータルサイトとのシングルサインオン(SSO)連携など柔軟にカスタマイズできる点を評価しました。」と語ります。今回既存の認証基盤と連携し、宛先管理をメールアドレスではなく、代理店向け業務用ポータルサイトにログインするためのIDで実施。これにより、利用者は既存のIDを選定するだけで簡単に宛先を設定可能です。さらにカスタマイズを含む構築を、短期間かつ適正なコストで実現できることも選択された理由です。また、アフラックはクラウドサービスを採用する際、事前の現地調査で非常に厳しく審査を行いますが、富士通FIPのデータセンターはそれをクリアし、採用されました。

誤送信の可能性がなくなり送信後の取り消しも可能。授受履歴台帳も自動生成。

アフラック様 田中氏の写真

アフラック
IT業務統括部
IT業務統括課
調査役
田中  満実氏

   Confidential Postingでアフラックから販売代理店へデータ送信する場合、担当者が送信すると上長に承認依頼が送られます。承認後送信者が受信者に電話等でパスワードを伝え、受信者は代理店向け業務用ポータルサイトからConfidential Postingにアクセスし、自分宛に届いているデータをダウンロード。事前に確認したパスワードで復号し、閲覧が可能になります。

富士通FIP 長坂の写真

富士通エフ・アイ・ピー株式会社
環境・科学システム部
シニアITアーキテクト
長坂  昌洋

   最大のメリットは、メールアドレスを入力する必要がなくなり、入力間違いによる誤送信の可能性がなくなったことです。さらに、IT業務統括課 調査役の田中氏は、「送信後に取り消しできるのもいいですね。送信先の端末に専用ソフトをインストールせずに、復号するまでの間に取り消しできる優れたセキュリティ機能も、複数のソリューション候補の中から当製品を選定した理由の1つです。」と語ります。その技術について富士通FIPの長坂は、「復号の際サーバーに確認するので、その時点までに送信者が取り消していれば、ダウンロードされていても復号できません。」と語ります。
   従来データの授受履歴は、販売代理店ごとに記録し、定期的にアフラックが履歴確認をしていました。今回Confidential Postingにより授受履歴を収めた個人データ管理台帳の自動生成が可能になったことで、効率的にもれなく記録できるようになった点も大きなメリットです。

ユーザビリティの強化や承認方法の改良で、さらに優れたツールに進化。

アフラック様 畑地氏の写真

アフラック
アソシエイツ営業統括部
アソシエイツ業務支援課
課長代理
畑地  章子氏

   ファイル伝送ツールであるConfidential Postingは通常ファイル添付が必須ですが、アフラックではファイルなしでも送信できるようカスタマイズを施しました。そのセキュリティ性能の評価の高さから、現在では機密情報に限らず、商品情報や販売資材の案内送信など当初の想定では考えていなかった機能も幅広く利用されています。そのため、既に月間で契約している送信件数、容量の上限近くまで使いこなしており、また、新たに別の部署からも利用したいという声が上がってきています。

富士通FIP 霜田の写真

富士通エフ・アイ・ピー株式会社
金融統括営業部
第一金融営業部
担当部長
霜田  浩

   今後についてアソシエイツ業務支援課 課長代理の畑地氏は、「メール送信時の定型文を用意して必要な内容を簡単に入力できるようにするなど、ユーザビリティのより一層の強化を図ります。」と語ります。それを受けて富士通FIPの霜田は、「アフラック様からのご要望にお応えする中で、機能のレベルアップにつながるご意見をいただくこともあります。これからもアフラック様と一緒に、Confidential Postingがよりよいサービスになるよう育てていきたいですね。」と語ります。
   これからもアフラックの堅固な情報セキュリティを、富士通FIPがベストパートナーとしてサポートしていきます。

アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社) 概要

1974年、日本初の「がん保険」を発売。米Aflacの日本社として、今年で創業40周年を迎えています。以後、「生きるための保険」のリーディングカンパニーとして成長を続け、時代を先どりした商品・サービスを創り続けてきました。契約者数は約1,500万人にも上ってます。「アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度」「アフラックペアレンツハウス」など、「がん・医療」をテーマとした社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

所在地: 〒163-0456 東京都新宿区西新宿2-1-1新宿三井ビル
設立: 1974年
総資産: 10兆789億円(2014年3月末)
従業員数: 4,189名(2014年3月末)
ホームページ: http://www.aflac.co.jp/

アフラック様のロゴ

ご紹介したサービス

暗号化ファイル伝送ツール「Confidential Posting」

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は2014年10月のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。