FACOM603F磁気テープ装置(1964年)

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  • 情報処理技術遺産認定

1964年(昭和39年)に新型磁気装置FACOM603Fを発表しました。当時、磁気テープ装置は、大量のデータ/システムプログラムの外部記憶装置であり、その性能と信頼性がコンピュータの価値を大きく左右していました。FACOM603シリーズは、それ以前の装置に存在していたテープ送り機構の問題点を、真空コラム緩衝機構と画期的なシングルキャプスタン駆動方式を採用して解決し、高性能、高信頼性、保守の容易性と低コストを実現し、コンピュータ利用の普及に大きく貢献しました。

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