FACOM230 "5"シリーズ(1968年)

  • コンピュータ
  • メインフレーム
  • 情報処理技術遺産認定

FACOM230-25

1968年(昭和43年)以降、従来のFACOM230シリーズの後継機として、ネットワーク機能を強化した新ファミリ・シリーズ。FACOM230"5"シリーズは、1968年(昭和43年)に中型~大型3機種FACOM230-25、35、45を発表、1970年(昭和45年)に小型機種FACOM230-15を発表、1971年(昭和46年)にFACOM230-45を機能強化した45Sと大型機種FACOM230-55を発表しました。この一連の機種は、いずれも①高速処理能力を実現、②ディスクファイルを標準装備、③通信回線と容易に接続可能、④価格低減を徹底、⑤高信頼性を保証することを基本方針として設計され、FACOM230-60等の開発による技術蓄積をベースに新技術を駆使したIC電算機シリーズでした。

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