マタニティサービス
「妊婦健診 結果参照サービス」

掲載日 2020年11月05日



多様なライフスタイルの女性が安心して生み育てる環境へ

病院と妊婦さんがアプリでつながる

近年の目覚ましい女性の社会進出に伴い、働きながら妊娠・出産・子育てを迎える女性が増えてきています。同時に、仕事と子育ての両立への不安など、妊産婦を取り巻く課題は複雑化してきています。

「妊婦健診 結果参照サービス」は、電子カルテと連携し、産科医療機関が保有する妊婦さんの健康診査結果やエコー画像などを、妊婦さんが安全かつ手軽に確認できるサービスです。病院に行かなくても、手元のスマートフォンで妊娠経過の情報や鮮明なエコー画像、医師のアドバイスなどを簡単に確認できるので、医師と妊婦さんのコミュニケーションを深め、より安心できるマタニティライフを実現します。



サービスを「知る」から「使う」までトータルデザイン

本サービスでは、アプリケーションのGUIはもちろん、サービスのパンフレット、ポスターやポップのデザイン、サービスの登録に必要なシートや利用手引きのリーフレットと、ユーザーの目に入り、手に取るところすべてのデザインを行いました。言葉の一つ一つにも検討を重ね、妊婦さんにできるだけ負担をかけずに、スムーズにサービスを利用できるよう改善をしていきました。

親しみやすい、優しいデザインを目指して

妊婦さんが日常的に活用することを考え、イラストを多用することで親しみやすいデザインにし、全体はマタニティらしい、優しいピンクの色を使うことで少しでも安心して利用していただけることを目指しました。

アプリケーションのGUIデザイン
サービスのパンフレット、ポスターやポップ、利用手引きのリーフレットのデザイン

「妊婦健診 結果参照サービス」はその活動が認められ、2019年度キッズデザイン賞、IAUD国際デザイン賞2019銅賞を受賞しました。

妊娠・出産・子育てという人生の重要な場面において、妊産婦の不安を取り除き、仕事や地域との交流など社会参加を継続し続けることができるようにするために、本サービスは今後も様々な電子カルテやサービスと連携し、より多くの医療機関の中で妊産婦の診療情報を共有できる環境を目指していきます。

デザインセンター菅原 由貴
 金子 一英
(左より) 金子、プロジェクトリーダーを務めた菅原
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