日本人の平均年齢は50歳になり、総人口に占める高齢者の割合は約3割になります。女性の社会進出は今後も進み、職住近接のテレワークが浸透し、AIやロボットなどのテクノロジーは日常生活に溶け込んでいきます。2025年、日本におけるこのような社会の変化は、私たちのライフスタイルの変化を加速させることになると予想されています。(※博報堂生活総合研究所 調べ)
このような時代における集合住宅のあるべき姿を描くために阪急阪神不動産様は、「未来の人々の暮らし、環境の変化に対し、私たちはどのような住まいを提供すべきか」を主題としたプロジェクト「LIVING STYLE 2025 住まいの未来」を立ち上げました。2017年5月からの10ヵ月間、世界的なクリエイティブ機関「アルスエレクトロニカ(Ars Electronica)」とのワークショップを皮切りに、博報堂様のファシリテーションのもとコンセプト開発を行いました。私たちは、2018年7月7日(土)・8日(日)に開催された「阪急阪神LIVINGフェス2018」でのプロトタイピング開発、クリエイティブディレクションを担当しました。