HOPE LifeMark
-コンシェルジュ

掲載日 2018年4月19日



通院する患者様の負担を、少しでも軽くするために

医療の現場では受付機前の行列や診察までの待ち時間など、多くの外来患者様が持つ不満を解決し、満足度向上につなげる対策が求められています。

「HOPE LifeMark-コンシェルジュ」は患者様の通院サポートを目的としたサービスです。専用端末でのサービスは、端末自体の重量や院内での持ち運びが負担になるだけでなく、多くの患者様が衛生面での不安を抱えています。これらの負担や不安を軽減できないか?というところに着目し、個人のスマートフォンでサービスを利用できるようにしました。

1つの画面に、1つの機能

具合の悪い患者さんが「考えなくても使えること」を目指し、「1つの画面に、1つの機能」をコンセプトにしたUX・UIデザインを行いました。診察券は画面を1回タッチするだけで表示できるようにし、その他の機能も基本2回以内の画面タッチで簡潔に操作できるように設計しています。また、幅広い年齢層で使えるよう文字サイズを大きめにするなど、リリース前に実証を行い、細部まで改善を重ねました。

ビジュアルデザインで精神的な負担を軽減

不安を抱えた患者様が院内で使うサービスなので、冷たい印象にならないよう、温かみのあるカラーとイラストを採用しました。さらに、精神的負担を軽減する視覚効果を狙い、ボタンやアイコンの角を落としました。

今後は、このコンシェルジュを起点に様々な健康データを収集し、それを活用することで、個人がよりパーソナライズされたヘルスケアサービスを受けられるようになることを目指しています。

サービス&サービスインテグレーション・デザイングループ金子 一英
 木内 美菜子

(注)部署名・肩書は取材当時のものになります。

(左から)金子 一英、木内 美菜子
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