エンジニア@デザインセンター デザイン×アジャイルを学ぶ(第1回)~チーム間留学始まる ~

エンジニア@デザインセンター
デザイン×アジャイルを学ぶ(第1回)
~チーム間留学始まる

チーム間留学とは

掲載日 2023年1月26日

富士通株式会社(以下、富士通)のデザインセンターは、富士通グループが提供するサービスやプロダクトのデザインを担い、また全社にデザイン思考浸透を推進するインハウスデザイン組織です。デザインセンターには現在約185名が在籍していますが、その1割以上はマーケター、コンサルタント、エンジニアなどのノンデザイナーです。

今回は富士通デザインセンターで働くエンジニアが、所属していたチームから期間限定で別のチームに異動する経験を「留学記インタビュー」としてまとめたものをご紹介します(全3回)。エンジニアの気づきや成長をぜひお楽しみください。

  • ※チーム間留学とは :
    デザインセンターのMPチームに配属されたエンジニアの坂本。しかし、開発スケジュールが後ろ倒しとなり、開発フェーズが本格化していた隣のチーム(Appチーム)へ期間限定で異動することになりました。

チーム間留学が決まったとき、こちらのチームのうわさを聞いていて、参加できることにすごくわくわくしました。
優秀な人が多くて、チームとしてまとまりがあって、全員がバランスよく作業分配されていて活発だと聞いていました。
実際、Appチームに参加したその日からウェルカムな雰囲気で、すんなりプロジェクトに溶け込むことができました。

サカモト



いよいよ留学開始!初めての1週間

Appチーム企画&プロモーション担当の大森です。今回、インタビューを担当させて頂きます。 坂本さん、こちらのチームに留学していかがでしたか? 環境の変化や仕事の進め方の違いなど色々なギャップがありますよね…

オオモリ

よろしくお願いします~

今回はAppチーム参加後の、最初の1週間についてお話しします。
わくわくで異動してきましたが、そのまま何事もなくという訳にはいかず…大変でした。
まず最初に、全員が発言するなぁって思いました。笑 デザインセンターに来る前はエンジニア集団の中で生活してたので、会議でこんなに話すなんて… しかもみんな自発的に話してる!驚きましたね。

スクラムが短期サイクルで進めていくのは知っていましたけど、こんなに打ち合わせが必要なものだとは知らなかったので、会議体が多いことにも戸惑いました。

サカモト

チーム間留学とは テレワークなのに、こんな風に感じる

業務内容についてはいかがでしたか?慣れないことも多かったと思いますが・・・。

オオモリ

最初の一週間、夜は疲れて爆睡していました。笑
開発仕事は得意なんですけど、クリエイティブ界隈のことは何が何だか…知らない用語がたくさん出てきました。
Miro(オンラインホワイトボードサービス)に付箋を貼ってディスカッションしたときには「ああ、デザインセンターにきたんだな~」って実感しました。
あと、このチームでガチのアジャイル(スクラム)開発を体験して、あれ??いままで自分がアジャイルだと思ってやっていたのはいったいなんだったんだ??と雷に打たれたような衝撃をうけましたね。

Appチームの一週間

サカモト

たしかに一般的な開発業務では耳慣れない用語が多いかもしれませんね。
メンバーに質問して解決することもありますし、デザインセンター内の豊富な情報や事例が参考になることもあります。
エンジニアであってもデザイン思考やデザインタスクへの知見が深まりやすい環境ですよね。 スクラム開発はアジャイル手法の一つですが、デザイン組織で実践しているケースは多くないと思います。私自身も本格的なスクラム開発はほぼ初めてで学ぶことが多かったですね。

オオモリ

用語に関しては、聞いたことはあってもそれがなにかっていうのは全くわからなかったです。。次から次へとカタカナが…
わからないことをメモってメモって、検索しまくりでした。いまでも検索してますけど。笑

サカモト

検索した結果をインプットするだけでも、大変な毎日だったのではと思います…!
(インタビュー時の)チーム間留学開始から3か月経ってみて、現在の感触はいかがですか?

オオモリ

人間ってほんとうに環境に適応していくんだなぁと思います。
会議も調整の仕方がつかめていくし、1日1日、すこしずつ何かを習得しているんですよね。 小さい1歩でもこの3か月ヨチヨチ歩き続けて、まだ的外れなことも多いですが、チームで結構発言できるようにまでなれました。

サカモト

ご謙遜なさっていますが、 実際の坂本さんのご発言はチームに役立つ内容が多いのですよ。笑
次回は、チームキャンプについてお話を伺います!

オオモリ



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