ダイハツ工業株式会社 様

ダイハツ工業株式会社 様スモールカーに特化したビジネスを展開するダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)様。法人ビジネスの拡大を目指す同社は、販売店のリース業務の強化に向けて、クラウド型のリース見積システムを短期間で導入しました。富士通の業務コンサルティングと、アプリケーションフレームワーク 「FUJITSU Software INTARFRM(以下、INTARFRM)」を生かして開発したシステムは、使いやすさとわかりやすさを実現しています。

[2016年9月インタビュー]

ダイハツ工業株式会社 様

大井 政英様
法人事業部/事業企画室/
室長

大井 政英 様
山本 耕士様
法人事業部/事業企画室/
主査

山本 耕士 様
大久保 謙司様
法人事業部/事業企画室/
福祉・地域法人グループ/係長

大久保 謙司 様

時代をリードする革新的なクルマづくりに挑戦

  ダイハツ様は1907年の創業以来、時代をリードする革新的なクルマづくりに挑戦してきました。現在も軽自動車を中心としたビジネスを展開し、低燃費と低価格を追求した「ミラ イース」、機能や性能にこだわった「タント」など、特長のある車種を取り揃えています。
  近年は法人向けの商用車にも注力しており、2016年6月には乗り降りしやすい低めのシートと、荷物の積み下ろしを簡単に行える荷台を備えた「ハイゼット キャディー」を発売し、配送事業者のニーズに応えています。

法人ビジネスの強化に向けてリース見積システムの導入を検討

  法人向けのビジネスを強化するにあたり、ダイハツ様はお客様と長期的に良好な関係を構築することを目指していました。その一環で浮上したのが、リース販売の拡大です。法人事業部 事業企画室室長の大井 政英様は「少子化による人口減などで個人向けの自動車市場の横ばい状況が続く中、成長が期待できる法人ビジネスの拡大は当社の課題でした。その中で、全国に60社ある販売店とお客様がつながる機会を増やし、顧客満足度の向上を図るためにリース販売を強化することにしました」と語ります。
 しかし、ダイハツ様の本社と販売店には、リース業務に関するノウハウも仕組みもほとんどありませんでした。そこで、外部のベンダーの力を借りて、リース見積の仕組みをゼロから構築しようと立ち上げたのが今回のプロジェクトです。

コンサルタントの業務知識と将来を見据えた提案力を評価

  ダイハツ様は複数のベンダーに提案を依頼した中から、最終的に当社をパートナーに選びました。その理由を大井様は次のように語ります。
  「決め手はコンサルタントの業務知識と提案力です。リース業務を基礎から支援してほしいという要望に対して、本格的なシステム導入の前に低コストで実現ができるExcelベースのリース見積機能を導入して、業務の検証をしてみてはどうか、という提案をいただきました」
  Excelベースのリース見積ツールの導入に向けて、当社のコンサルタントとともにリース業務に関する流れを1か月かけて入念に 整理し、システム化の構想を固めました。そして2015年10月に1社目の神奈川ダイハツ販売株式会社様に導入してリース業務を開始。 その後、2社目、3社目と展開を進めていきました。

  しかし、当初の想定よりも商談が増えたことにより、Excelでの運用が早い段階で煩雑になったことから、改めて当社が提案したクラウド型リース見積システムを導入することにしました。オープン技術を融合した富士通のクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service K5(以下、K5)」上にマルチテナント型のシステムを構築することについて、法人事業部 事業企画室 主査の山本 耕士様は「社内ではす でにクラウドシステムの利用実績がありました。『K5』のセキュリティレベルが高いことも事前に調査済みであったため、クラウドシステムの導入に不安はありませんでした」と説明します。

クラウド型リース見積システムの利用イメージ
クラウド型リース見積システムの利用イメージ

対象車種や機能を絞り込みシンプルに利用できるシステムを構築

  クラウド型リース見積システムの構築は2段階で行われました。まず、2016年1月から3月まではリース見積の基本機能を実装してトライアル運用を開始し、次に、既存の基幹システムとの連携を5月から7月にかけて行いました。富士通のリース向けパッケージ「FUJITSU Financial Service Solution LEASING-1 Neo」をベースとした開発では、対象車種や機能を絞り込むなど、シンプルに利用できるように独自の工夫をしています。
  その中で開発の効率化に貢献したのが、富士通のアプリケーションフレームワーク「INTARFRM」を用いたモックアップ(試作版)の作成です。大井様は「週2回のレビューを通じて、画面の項目名や配置を実際に見ながら、当社の業務に合うようにモックアップの修正を繰り返しました。モックアップで実際の画面イメージをすぐに確認でき、こちらの要望も素早く反映されるため、要望通りのシステムができたと思います」と振り返ります。
  リース見積機能の実装を短期間で実現できたことに対して山本様は「SEのチームワークが抜群でした。稼働直前に寄せられた販売店からの急な要望にもスピーディーに対応いただき、短期間での構築を成し遂げることができました。品質も精度も高いシステムが構築できたことに満足しています」と評価しています。

2016年中に20社の販売店、将来的には全60社に展開

  クラウド型リース見積システムは、2016年6月よりExcelで先行運用していた販売店から展開し、2016年9月時点で合計6社に導入済みです。今後は、手を挙げたところから順次導入を進め、2016年末までに20社、最終的には全国60社に展開する予定です。法人事業部 事業企画室 福祉・地域法人グループ 係長の大久保謙司様は「販売店のユーザーからも使いやすいと好評で、導入直後からスムーズに使いこなしているようです。2016年8月に全国の販売店を集めて説明会を開催したところ、導入したいという声が数多く届いており、順調に進んでいるという手応えを感じています」と語ります。
  今後は、販売店担当者のリース業務とシステムの習熟度合いに応じて、リースで扱う車種を増やしたり、走行距離やリース期間をより細かく設定できるようにしたりと、法人のお客様の要望に柔軟に対応していく予定です。大久保様は「販売店からは今後、様々な要望が出てくると思いますので、富士通にはさらなるブラッシュアップに向けて、現場に密着した手厚い支援をお願いします」と期待を寄せています。
  当社は、法人ビジネスの強化を続けるダイハツ様に新たな価値を提供できるよう、引き続き努力を重ねていきます。

お客様事業紹介

ミラ イース
<ミラ イース>軽自動車の本質である低燃費・低価格を追求した第3のエコカー
ハイゼット キャディー
<ハイゼット キャディー>「人の働きやすさ」という新たな商用ニーズにいち早く対応した新ジャンルの軽商用車
ムーヴフロントシートリフト
<ムーヴフロントシートリフト>助手席が電動で回転・昇降し、乗り降りを楽にした手ごろな価格の軽福祉車両
タントスローパー
<タントスローパー>ミラクルオープンドアで乗り降りしやすく、広々とした室内空間に車いすごと乗車できる軽福祉車両
導入製品情報:INTARFRM
FUJITSU Cloud Service K5

ダイハツ工業株式会社 様 概要

創      立:1907年3月1日
所 在 地:大阪府池田市ダイハツ町1-1
代 表 者:取締役社長 三井 正則 様
資 本 金:284億円
従 業 員:1万2,454名(2016年4月1日現在)
事業内容:自動車の製造および販売など

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