【連絡】2021年製造の富士通パソコンESPRIMOにはA方式の修復モードにできないものがある。
(2021年10月25日 発行)
(2022年10月26日 更新)
現象
2021年製造の富士通パソコンESPRIMOに瞬快クライアントをインストールし、標準設定(A方式)にて修復モードにすると、瞬快の通知領域アイコンが赤色になり次のエラーが表示される。
瞬間復元ドライバが正常に動作していません。
UEFIブートのPCの場合は、修復無効モードに変更してから復元方式を別の方式に切り替えてください。
対象機種
これまでに当現象を確認した機種は次のとおりです。
- ESPRIMO G5011/G,H (法人向けウルトラスモールモデル)
- ESPRIMO D6011/G,H (法人向けスタンダードモデル)
- ESPRIMO D7011/G,GX,GW,H,HX,HW (法人向け多機能モデル)
※法人向けモデルとしては、これら以外の機種は該当しません。 - ESPRIMO WD2/F3 (個人向けモデル)
※他の個人向けモデルについては未確認です。
対象製品
- 瞬快Ver.11.5以降の全バージョン/全グレード
対処方法
対処方法1
上記対象機種については次のBIOSアップデートにより対処可能となっています。
- ESPRIMO G5011/G, G5011/H ・・・・・・・BIOS書換データ R1.22.0
- ESPRIMO D6011シリーズ・・・・・・・・・BIOS書換データ R1.24.0
- ESPRIMO D7011シリーズ、WD2/F3・・・・・BIOS書換データ R1.24.0
こちらより各機種用の最新のBIOS書き換えデータを取得してPCに適用してください。
対処方法2
BIOSアップデートできない場合は、機能制限方式を選択の上で修復モードに変更してください。
既にA方式を選択したことで赤アイコンになっている場合でも、一旦修復無効モードに変更することで機能制限方式を選択可能になります。
機能制限方式を選択した場合、次の制限事項が発生しますので留意願います。
- 復元タイプをパーティションタイプにすることができません。
- 復元モードを更新モードに変更することができません。
- 瞬快のマルチブート機能を使用できません。
- 修復モード時、OS起動前のPageUp押下による瞬快の「簡易環境設定画面」を出せません。