「はやぶさ2」をはじめ宇宙の謎を解き明かすプロジェクトから、スペースデブリ(宇宙ゴミ)など社会課題解決に向けたミッションを通して、宇宙への取り組みをご紹介します。
2010年9月11日、種子島宇宙センターから、従来のGPS衛星よりも高精度の測位サービスの実現を目指して、準天頂衛星システムの第1段階である準天頂衛星初号機「みちびき」が打ち上げられました。「みちびき」は、GPS補完・補強に関する技術実証・利用実証が行われています。
2003年5月9日、内之浦宇宙空間観測所から、太陽系の資源利用や天体との往復飛行に必要な技術、小惑星に着陸し、サンプルを採取して地球に持ち帰る「サンプルリターン」の技術開発・実証を目指し、小惑星探査機「はやぶさ」が打ち上げられました。
2009年1月23日、種子島宇宙センターから、高精度、高頻度で二酸化炭素およびメタンガスを測定できる温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」が打ち上げられました。
富士通は、2007年9月14日に種子島宇宙センターより打ち上げられた月周回衛星「かぐや」搭載の3次元地形カメラおよび可視近赤外域センサーを開発し、月全球にわたる高解像度の立体画像作成や地質・鉱物の解明に貢献しました。