注意事項

利用環境について

  • 日本語ドメインを利用した環境はサポートしておりません。
  • IPv6環境はサポートしておりません。
  • Webブラウザで設定を行う場合、JavaScriptを有効にする必要があります。
  • ご利用のメールサーバーのメール転送先(リレー設定)をFENCEメール誤送信対策サービスのFQDNに変更する必要があります。

アプリケーションについて

以下のWindows上のWebブラウザで動作を確認しております。

  • Microsoft Edge
  • FireFox
  • Google Chrome

各ブラウザの対応バージョンについては、本製品のサービスデスクへ問い合わせてください。

メールの添付ファイルの制限

  • メールソフトの“添付ファイルの分割機能”を利用した場合、添付ファイルとして扱われないため、暗号化の対象になりません。
  • HTML 形式のメールに挿入した画像は、メールフォーマットや他の添付ファイルの有無により暗号化される場合とされない場合があります。
  • RFC2231 の添付ファイル名が解析できないメールソフトを利用して FENCEメール誤送信対策サービス で暗号化されたメールを受信した場合、添付ファイル名が文字化けすることがあります。
  • 添付ファイルのエンコード形式が 7bit および quoted-printable の場合、改行コードが CR+LF に変換されることがあります。
  • 添付ファイルのエンコード形式が quoted-printable の場合、テキスト形式および HTML 形式の添付ファイルの改行コードがなくなることがあります。また、添付ファイルの終端に“=”が付与されることがあります。
  • 機種依存文字を含む添付ファイル名を利用した場合、機種依存文字は"_"に変換されることがあります。
  • 添付ファイル名がUTF-8形式で256バイト、またはSHIFT-JIS形式で201バイトを超えるメールはサポートしておりません。
  • メールサイズの上限は、Base64エンコード後のサイズで32Mbyteとなります。
  • リッチテキスト形式で作成した外部宛のメール環境をご利用の場合は、FENCEメール誤送信対策サービスではサポートしておりません。
  • 添付ファイル名がUTF-8形式で155バイトを超えた場合、保留メールの詳細情報確認画面から添付ファイルを参照した際に、添付ファイル名の先頭の文字が欠けることがあります。
  • 10個以上のファイルが添付されているメールの適用された暗号化形式が「URLダウンロード」の場合、添付したファイルが1つのzipファイルとなりURLダウンロードサービス上にアップロード・共有されます。

文字コード/エンコード/メール形式の制限

  • mimeメッセージ形式のみ対応しています。
  • メール送信の形式はテキスト形式、HTML形式のみ対応しています。
  • メール本文を暗号化の対象にする場合、テキスト形式を含まないHTML形式のメールはサポートしておりません。
  • メール送信の形式がテキスト形式を含まないHTML形式の場合、保留メールの詳細情報確認画面におけるメール本文の表示はサポートしておりません。
  • メール(ヘッダ/本文/添付ファイル名)で使用する文字コードは、us-ascii、iso-2022-jp、SHIFT-JIS、UTF-8(UTF-8に存在するJIS X 0208の範囲)のみ対応しています。
  • メール本文のエンコード方式は Base64、7bit、quoted-printable のみ対応しています。
  • 添付ファイルのエンコード方式は Base64、7bit、quoted-printable のみ対応しています。
  • 機種依存文字を含むメールヘッダの使用はサポートしておりません。
  • 件名が 998 バイトを超えるメールはサポートしておりません。
  • テキスト形式を含むHTML形式のメール(ヘッダ/本文)の場合、監査機能の設定で制限した項目は、1件につき2件としてカウントされます。
  • BDATコマンドによるバイナリデータの転送についてはサポートしておりません。

その他の制限

  • メールアドレスおよびドメイン名について、大文字/小文字の区別を行います。
  • メールアドレスについて、quoted-string形式はサポートしておりません。また"."(ドット)は先頭以外で使用可能となります。
  • 電子署名を利用したメールについてはサポートしておりません。
  • 本サービスで圧縮・暗号化した添付ファイルは、全てのツールでの解凍・復号を保証するものではありません。ツール側のバージョンアップや仕様変更に伴い、正常な解凍・復号が出来なくなる場合がございます。
  • メールソフトの送信者名に記号を利用している場合、保留メールの詳細情報確認画面のFROMが正常に表示されないことがあります。
  • 以下の特定条件に合致したメールが、FENCEメール誤送信対策環境に送信されてくる事象を検出した場合、対象のメールを保留することがあります。
    [特定条件]
    同一の送信元(例:A@ABC.com)から同一の送信先(例:B@XYZ.com)へ、3分あたり200通以上送信されるメール(メールの自動転送設定する場合に発生することがあります)で、 FENCEメール誤送信対策サービス の保留対象となっている場合。
  • FENCEメール誤送信対策サービスから、お客様メール環境に対し、パスワード通知メールなどの各種通知メールを送信します。お客様メール環境において、迷惑メール対策として、「送信ドメイン認証: SPF」(Sender Policy Framework)方式をご利用されている場合、お客様が運用されているDNSの「SPFレコード」に、以下情報を追加登録いただくことで、 FENCEメール誤送信対策サービス をご利用可能となります。

    [登録例]
    (△は半角の空白)
    お客様ドメイン△IN△TXT△
    "v=spf1 include:spf.fence-mail.bsc.fujitsu.com ~all"

    (注)お客様ドメインはメールアドレスの"@"以降の文字列の最後に「.」を付加したものを指定 ex)メールアドレスが bsc-fmc-sd@cs.jp.fujitsu.com の時は、SPFレコードに記載する ドメインは「cs.jp.fujitsu.com.」
    (注)SPFレコードを複数登録することはできませんので、既にSPFレコードが定義されている場合は、1レコードにまとめてください。

  • ご利用環境のファイアウォール等ネットワーク機器にてフィルタリングをしている場合、以下の許可をお願いします。

    ①ご利用環境から FENCE メール誤送信対策サービス にメール送信するためファイアウォールのアウト方向で、以下の宛先を許可
    FQDN: fence-mail.jp.fujitsu.com

    参考情報として、IPアドレスは以下となります。
    133.162.226.32, 133.162.85.28

    (注)上記IPアドレスは、2024年2月時点のものです。
    将来、基盤の増強やDR対策等で、IPアドレスが変更になる可能性があります。

    FENCE メール誤送信対策サービス からシステム通知メールを受信するためファイアウォールのイン方向で、以下の発信元を許可
    spf.fence-mail.bsc.fujitsu.comのTXTレコードのIPアドレスを許可

    参考情報として、IPアドレスは以下となります。
    133.162.234.196, 133.162.151.83, 133.162.177.32/28, 133.162.121.208/28, 133.162.226.32/28, 133.162.85.28/30, 133.162.85.36/30, 133.162.85.52/30, 133.162.85.192/30

    (注)上記IPアドレスは、2024年2月時点のものです。
    将来、基盤の増強やDR対策等で、IPアドレスが変更になる可能性があります。

  • 適用された暗号化形式が「URLダウンロード」の場合、以下のメールはエラーとなります。
    • 総受信者数が1000件より多い
    • Bcc受信者数が50件より多い
  • 送信された 1 通のメールが複数通に分割されて本サービスに届く場合があります。Google Workspace では宛先ごとに必ず分割されますが、Microsoft 365 では発生条件不明となります。このような場合、本サービスは分割されたメール 1 つ 1 つを 1 通のメールとして処理します。分割されたメールを待ち受け、1通のメールに結合してから処理を行う機能もございます。
    ※本サービス申込み時に Google Workspace 利用のご申告があった場合、ご利用開始時点で本機能の有効化が行われています。

監査機能の制限

  • 以下のファイル形式についてテキスト抽出することができます。
    • Microsoft Word 95, 97, 98, 2000, 2002, 2003, 2007注1, 2010注1, 2013注1, 2016注1, 2019注1
    • Microsoft Word 98, 2001, 2004, 2008, 2011, 2016, 2019 for Mac
    • Microsoft Excel 95, 97, 2000, 2003, 2007注2, 2010注2, 2013注2, 2016注2, 2019注2
    • Microsoft Excel 98, 2001, 2004, 2008, 2011, 2016, 2019 for Mac
    • Microsoft PowerPoint 95, 97, 2000, 2002, 2003, 2007注3, 2010注3, 2013注3, 2016注3, 2019注3
    • Microsoft PowerPoint 98, 2001, 2004, 2008, 2011, 2016, 2019 for Mac
    • Microsoft Visio 2002, 2003, 2007, 2010注4, 2013注4, 2016注4, 2019注4
    • Acrobat 4.0, 5.0, 6.0, 7.0, 8.0, 9.0, X, XI, DC, 2017(一部未対応の形式があります。)
    • PDF 1.2, 1.3, 1.4, 1.5, 1.6, 1.7注5
    • 一太郎 Ver.5~Ver.13, 2004~2019
    • OASYS注7 V6, V7, V8, 2002注6
    • Lotus Word Pro 2001注7
    • テキスト文書 JIS, EUC, SJIS, UTF-8, UTF-16, RTF, HTML, XML, SGML
    • ODF 1.0, 1.1, 1.2(ワープロ・表計算・プレゼンテーション)
    注1:対応拡張子は、docx, docm, xpsです。
    注2:対応拡張子は、xlsx, xlsm, xlsb, xpsです。
    注3:対応拡張子は、pptx, ppsx, ppsm, xpsです。
    注4:対応拡張子は、vsd, vstです。
    注5:1.0, 1.1 は対象外となります。
    注6:対応拡張子は、oa2です。
    注7:テキスト抽出は可能ですが、サポート対象外です。
  • Microsoft 365について、以下のバージョンで動作を確認しています。
    • デスクトップアプリ:Office バージョン1912(ビルド12325.20298)
    • Office Online App: Microsoft Word 16.0.12516.33703
    • Microsoft Excel 16.0.12515.35902
    • Microsoft PowerPoint 16.0.12516.35433
  • 以下のアーカイブファイルに対応しています。
    gzip, tgz, zip, lha, rar, bzip2, tar, gnutar
  • 住所制限は、47都道府県名、市町村名約3900件、区名約100件の辞書を元に判別を行っています。
  • 人名制限は、約1000語の人名辞書を元に判別を行っています。
  • メールアドレス制限は、@を基準に許可された文字を使用し、ローカル部とドメイン部の条件を満たす範囲をメールアドレスとして判別を行っています。
  • 電話番号制限は、電話番号パターンを21パターン用意しており、パターンとマッチしたものを電話番号として判別を行っています。
  • パスワードの有無が判別可能なファイルの種類は以下となります。
    • Microsoft Word 95, 97, 98, 2000, 2002, 2003, 2007, 2010, 2013, 2016, 2019
    • Microsoft Word 98, 2001, 2004, 2008, 2011, 2016, 2019 for Mac
    • Microsoft Excel 95, 97, 2000, 2003, 2007, 2010, 2013, 2016, 2019
    • Microsoft Excel 98, 2001, 2004, 2008, 2011, 2016, 2019 for Mac
    • Microsoft PowerPoint 95, 97, 2000, 2002, 2003, 2007, 2010, 2013, 2016, 2019
    • Microsoft PowerPoint 98, 2001, 2004, 2008, 2011, 2016, 2019 for Mac
    • Acrobat 4.0, 5.0, 6.0, 7.0, 8.0, 9.0, X, XI, DC, 2017(一部未対応の形式があります。)
    • PDF 1.2, 1.3, 1.4, 1.5, 1.6, 1.7
    • ODF 1.0, 1.1, 1.2(ワープロ・表計算・プレゼンテーション)
    • アーカイブファイル zip, rar

添付ファイルをURLダウンロードサービスにアップロードする機能の制限

  • URLダウンロードサービスは、Microsoft社Azure環境上に構築された共用サービスとなります。
    インターネット基盤、Azure基盤上のトラブル、および共用利用上の一時的なアクセス負荷による遅延が発生する場合があります。
  • 受信者が以下のURLにアクセスできる必要があります。
    https://urldl.fence-mail.jp.fujitsu.com/*
    https://fencemailurldl.blob.core.windows.net/*
    https://fonts.googleapis.com/*


    また、受信者が以下のドメインからのメールを受信できる必要があります。
    メールの転送設定を行っている場合、転送先のメールアドレスについても、同様に受信ができる必要があります。
    info.fence-mail.jp
    info2.fence-mail.jp


    受信許可設定が出来ていないと、後述のバウンスが返却される可能性があります。

  • ワンタイムパスワードによるログイン有効期限は30分です。
  • 受信者の環境や一時的な問題により、同一のワンタイムパスワードが複数回届く可能性や、ワンタイムパスワードが送信されない可能性があります。ワンタイムパスワードが受信できない場合は、再送用のリンクや画面表示に従い、受信者側でワンタイムパスワードの再送信を行ってください。
  • URLダウンロードサービスにアップロードされたファイルは、アップロードから15日経過後に削除されます。URLダウンロードサービスの画面にアクセスしている間にファイルの削除が行われた場合、ファイルをダウンロードしようとするとXMLタグに囲まれたエラーが表示されます。
  • URLダウンロードサービスのファイルをダウンロードする画面において「ログアウト」操作を行った場合、ログイン前の状態にブラウザが戻りますが一部の接続用情報は破棄されずに残ります。したがって、ブラウザのタブを複製して片方でログアウトした場合、もう一方で操作が継続できる挙動となります。
  • 受信者の設定により、ワンタイムパスワード送信時に URL ダウンロードサービスにバウンスが返却されることがあります。バウンスが返却された場合は、サービスの品質を保つために、ワンタイムパスワード送信不可リストへの登録を行い、以降はワンタイムパスワードを送信しなくなります。
  • ワンタイムパスワード送信不可リストに登録されたアドレスでワンタイムパスワードの送信要求を行うと、バウンス解除用画面が表示されます。画面の案内に従って解除申請を行ってください。ただし、バウンスの原因が解消されていない状態で解除申請を行うと、再度送信不可リストに登録されてしまいます。
  • 15日経過で自動削除された後でも、FENCE メール誤送信対策サービスからはファイル削除操作を行うことができます。この状態でファイル削除操作を行った場合は削除失敗と判定されます。

注:掲載している情報は、2024年4月現在のものです。

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