LockingSeed
自動車のサイバーセキュリティ対策に必要な
「暗号鍵」の生成や保管・配信機能をご提供
するサービス

現状と市場背景
- 自動車のソフトウェアリッチ化/コネクテッド化が進み、サイバー攻撃の脅威が年々高まっています。
自動車のサイバーセキュリティ対応の国連標準であるUN-R155/UN-R156の施行により、自動車メーカー/サプライヤはサイバーセキュリティ対策の実施が急務となっております。 - 車両/部品への不正アクセスや改ざんなどのサイバー攻撃を防ぐため、様々なセキュリティ対策を行う上で、暗号鍵が必要になっています。
LockingSeed(鍵管理サービス)
自動車業界における暗号鍵管理
自動車のエレクトロニクス化が進み、走る・曲がる・止まるといった基本性能をつかさどるECUをサイバー攻撃から防ぐ必要があります。 ECU間の通信の改ざんやなりすましへの対策、搭載されるソフトウェアの暗号化・署名などに使用されるものが暗号鍵となります。 鍵管理はこうした暗号鍵を生成し、安全に保管、配信を行うためのシステムです。
サービス概要
自動車のサイバーセキュリティ対策に必要な「暗号鍵」の生成や保管・配信機能をご提供するサービスです。
長期におよぶ自動車のライフサイクルに合わせた「暗号鍵」管理をサービスとしてご提供します。
可用性、脆弱性対策などセキュリティを最重要視した高信頼サービスにより安全にご利用になれます。
- 導入コンサルティングサービス
当社の事例と知見を通じて、お客様の実情に即した鍵管理システムの導入を支援します。
- 鍵生成/保管
生成した暗号鍵だけでなく、自動車メーカーなど複数の取引先から配布される多様な鍵を安全に管理します。
- 接続ツール認証
暗号鍵を生成し、診断/解析機器(接続ツール)をECUと接続してよいか判断するため、接続ツールの認証に必要なデジタル署名を付与します。
- ソフト暗号化・署名
暗号鍵を生成し、ソフトウェアを暗号化、デジタル署名を付与します。
LockingSeed(鍵管理サービス)の特徴
所有から利用による低コスト・迅速導入
- SaaS型でのご提供により、設備投資が不要で、初期導入期間を1/3に短縮可能。
- 運用体制を保持する必要もないため、お客様の負荷を大幅に軽減ができ、自社開発時に比べコストを1/2に抑えることが可能。
エキスパートによる運用・高信頼なサービス基盤
- クルマのセキュリティ技術に精通した富士通のエキスパートがサービスを運用。
- 堅牢な基盤で暗号鍵を集中管理することで、セキュリティリスクを局所化し、お客様の大切な鍵を安全にお守りします。
国際標準・最新セキュリティ技術に対応
- 国際標準であるNISTのセキュリティガイドラインに対応。
- 2030年以降まで使用が推奨されている強度128以上の暗号アルゴリズムをサポートしており、車のライフサイクルに合わせて長期間安全にご利用いただけます。
- 将来の新型暗号アルゴリズムについても機能アップデートにて対応をしていきます。
複数取引先からのセキュリティ対策要求に対応
- 標準装備された多彩な暗号アルゴリズムで、複数の取引先からの要求に対応可能。
- 要求に対応した暗号鍵は取引先ごとに分離し、セキュアゾーンで安全に管理・運用します。
鍵管理対策診断
今後の車両/部品におけるセキュリティ強化に向けての改善ポイントをかんたんチェック
他社の取り組み状況と比較し、自社の取り組み度や課題をチェックできる診断ツールです。
これから鍵管理を始める自動車メーカー様/サプライヤ様も、対策ポイントをクイックに確認できます。
FUJITSU Future Mobility Accelerator に関するお問い合わせ・ご相談
-
富士通コンタクトライン (総合窓口)0120-933-200(通話無料)
受付時間:平日9時~17時30分(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)
-
入力フォームへ
当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。