Citrix クライアント仮想化とは
業務環境をサーバ側に集約し、クライアントPCには画面転送のみを行うソリューションです。
情報漏洩対策や働き方改革に貢献する様々なメリットがあります。
クライアント仮想化のメリット
情報漏えい防止
- 端末にデータがないため、盗難・紛失時にも情報漏えいの心配なし
- 可搬記憶媒体の利用制御によって、データ持ち出し対策も可能
PC管理・運用負荷軽減
- 業務環境はサーバ側で一元管理可能(仮想PCの設定変更、パッチ適用、アプリケーション配布等)
利用者の利便性向上
- 画面転送によって、出張先や自宅など様々な場所からいつも使っている業務環境を安全に利用可能
仮想化方式の種類
主な仮想化方式の種類は以下の通りです。
- リモートPC方式:物理PCにリモート接続する方式です。大規模な構築作業なくテレワークを実現できます。
- VDI方式:デスクトップOS(Windows 10/11など)で、物理PCと同様の使い勝手を実現できる仮想化方式です。
- SBC方式:サーバOS等のマルチセッション機能により、高集約・低コストで運用できる仮想化方式です。
リモートPC方式
(仮想化集約なし)
- 仮想化なし
- PCにリモートでログインして使用
- 集約しない(1ユーザ/PC)
VDI方式
(シングルセッション方式)
- ハードウェア(PC)を仮想化
- 仮想化されたPCごとにデスクトップOSが動作(利用者個別の環境の提供が容易)
- SBC方式より低い集約度
SBC方式
(マルチセッション方式)
- マルチセッションOSを利用(サーバOSやWindows 10/11 Multi Sessionなど)
- OS上に複数の利用者の仮想デスクトップ環境が動作
- 高い集約度(数十~百数十ユーザ/サーバ程度)
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