FUJITSU Software XL-DATA/MV

～サーバ間の高速なデータ転送を実現～

製品概要

メインフレームとUNIX/PCサーバ間でETERNUSハイブリッドストレージシステムを用いたデータ転送を行います。ETERNUSハイブリッドストレージシステムを伝送路として利用するため、LANは不要です。また、FTP転送に比べ高速なデータ転送ができ、CPUオーバヘッドも少なくてすむ製品です。

こんな方にご提案します。

• 大量データの転送に時間がかかりすぎる。
• LANの負荷が高すぎる。
• CPU使用率を減らしたい。

これらは、XL-DATA/MVで解決できます

効果

• 1GBのデータを25秒で転送できます。FTP(100M-LAN）の25倍の転送能力を発揮します。
• LANの負荷がなくなります。オンライン中のデータ転送の利用制限を解除できます。
• FTPと比較してCPUの使用量をメインフレーム側で1/12に、UNIX/PCサーバ側で1/6に削減できます。

適用例

情報系システムへの大量データ転送
基幹系システムにある元帳DBからデータを抽出し、UNIX/PCサーバで管理している情報系システムへ大量のデータを転送し、そこで分析、配布を行うシステムで使用しています。大量データをネットワークに負荷をかけず短時間で転送できるのが特徴です。

• 元帳データの転送にXL-DATA/MVを利用

XL-DATA/MVを使うためには

メインフレーム側にデータ転送ジョブのJCLを定義し、連携するUNIX/PCサーバ側に、XL-DATA/MVをデーモン/サービスとして常駐させておきます。そして、JCLを起動することにより、データ転送が始まります。
このとき、転送モードとしてバイナリモードとアスキーモードが使用できます。

• メインフレーム主導のデータ転送制御文（例：送信）

適用OS・ご提供時期

GS21、PRIMEQUEST

当製品は、GSS21sx for PRIMEQUEST（PRIMEQUESTの場合）に含まれます。

ETERNUS SF XL-DATA/MVのご提供時期

Solaris

HP-UX

AIX

Windows

Linux

• ETERNUS SF XL-DATA/MVの最新バージョンレベル・サポートOSにつきましては、ETERNUS SF XL-DATA/MVのホームページをご参照下さい。