FUJITSU Software VTCP

VTCP(Virtual Tape Control Program)は、VTL装置(Virtual Tape Library : ETERNUS VT600 バーチャルテープ シリーズ)を制御するソフトウェアです。
VT600に内包されたテープドライブエミュレーション制御機能は、実際のテープ媒体に直接読み書きする代わりにディスク上で読み書きを行うため、カートリッジテープのマウント/デマウント、ロード/アンロードといったテープ装置固有の物理的な動作がなくなり、ホストシステムからのテープ運用の高速化を可能とします。

  • マウント/デマウント機能
  • 仮想テープの書き込み保護機能
  • 仮想テープの情報反映機能

ETERNUS VT600 バーチャルテープの概要

バーチャルテープとは

ディスクアレイをテープ装置として仮想的に使用します。

  • 36トラックエミュレーション
    F6473Kの36トラックテープの動作をエミュレーションしています。従ってOSからは、あたかもF6473Kが接続されているように見えます。
  • 圧縮してキャッシュへ書込み
    ホストからのデータはディスクアレイに格納されます。その際、従来テープと同等の圧縮機能によって効率的に書き込まれると共に、ディスクが持つ高速アクセスを充分発揮します。
  • 実テープライブラリへの退避
    キャッシュ上のデータは全てバックエンドに接続されるLTOテープライブラリにも退避し、データの保全性を確保しています。

適用OS・ご提供時期

GS21、PRIMEQUEST

製品名 サポート機種 サポートOS 提供時期
VTCP V10 GS21シリーズ OSIV/MSP 提供中
GS21シリーズ
PRIMEQUEST OSIV/XSP動作機構
OSIV/XSP

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