FUJITSU Software VTCP 機能説明


MSP/XSP新機能

EXPORT/IMPORTにおける VTL装置・LTO装置間のLTO媒体互換機能

Export LTO媒体によるデータ交換が可能になり、 安価なLT80によるバックアップセンターを構築できます。

  • 36トラック互換モードでのLTO リード/ライト
    Export/Import LTOは、LT80と、互いに リード/ライト可能(流通媒体として使用可能)
  • ホスト(GS21)のリソース不要
    コピーはホストのリソースを使用せずVT600が行うため、ホストに負荷を与えない
  • 論理ボリューム容量拡張との組合せ
    Export/Import LTOは、36トラック大容量テープとして使用でき、大容量対応可能 (注:最大格納数は400万ブロック)

VTL装置の仮想テープをシステムごとに独立利用

  • システムで利用するテープのボリューム通し番号を任意に設定できる(仮想テープ名はVT600内で一意)
  • 1台のVTL装置を複数のシステム利用可能となるため、コストを抑えたシステム運用ができる

MSP機能

EXPORT/IMPORT機能

VT600に格納されている論理ボリュームの外部保管・災対リカバリ運用を実現

[EXPORT機能]
VT600内に格納されている論理ボリューム(LV)をVT600の外に取り出せるよう物理ボリューム(PV)に複写する機能

[IMPORT機能]
EXPORT機能により物理ボリュームに複写された論理ボリュームをVT600内の論理ボリュームに複写する機能

GSM/DARCV利用ボリュームのリコール抑止

GSM/DARCV(統合バックアップソフト)が利用する論理ボリュームのリコール動作を抑止し、バックアップ性能を向上

  • キャッシュディスクに存在しない論理ボリュームのデータを物理ボリュームからキャッシュディスクに 複写(復元)するVT600の動作
  • マウント時間の短縮
  • バックエンドライブラリ資源(物理ドライブ装置、物理ボリューム)の競合を削減
  • 抑止対象の論理ボリュームの決定とリコール抑止を、GSM/DARCVとVTCPが自動化

XSP機能

バーチャルテープ装置VT600シリーズをサポート

  • マウント/デマウント制御
    論理ボリュームのマウント、デマウントをジョブ、OSからの要求に従って実施する。
  • スクラッチプール運用
    不特定ボリューム要求時に、利用するボリュームをグループ化(スクラッチプール)した運用をサポートする。
  • ユーティリティサービス
    ボリュームの論理プロテクト(書き込み保護属性の設定/解除)、論理ボリュームのスクラッチ(無効化)をユーティリティでサポートする。
  • 論理ボリュームの初期化や複写(MTCP V10L10と連携して実現)
    論理ボリュームの初期化やMTLからVT600へのテープデータの複写をサポートする。

仮想テープによる運用

  • 従来のテープ運用を継承(業務JCLの変更不要)
  • 小型化による空きスペースの有効活用
  • 高速アクセス(マウント時間短縮)による業務効率アップ

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