PrintWalker/LXE

PrintWalker/LXEは、LinuxシステムからLAN（Ethernet TCP/IP）接続されたFujitsu Printer PS5000シリーズおよびVSPシリーズプリンタへの印刷制御を行うソフトウェア製品です。

PrintWalker/LXEは、ドライバ & ユーティリティのページにて提供しております。

お薦めのポイント

• PS5000シリーズおよびVSPシリーズプリンタへのLinuxサーバからの印刷を提供しており、大量・高速印刷出力をサポートしております。基幹系印刷に最適な高信頼性印刷システムが構築できます。1台のプリンタ装置を複数のサーバまたはパソコンから共用することも可能です。
• Fujitsu Software NetCOBOLとFujitsu Software MeFt等の帳票ミドルウェアと連携しており、きめ細かな帳票印刷が可能です。
• PS5000シリーズとVSPカット紙ページプリンタではFNPエミュレーションに対応。FNP印刷では、UNICODEやGS1-128（旧UCC/EAN-128）のコンビニ料金代理収納用、および表現力向上（高解像度、アウトラインフォント）に対応。これら新機能を必要とする新システム構築に対応しております。
• PS5000シリーズとVSPカット紙ページプリンタ使用時、NetCOBOLとMeFtとの連携印刷が可能。フォームオーバレイ印刷、バーコード（カスタマバーコードを含む）印刷、用紙コードの指定、給紙口指定、用紙サイズ指定等、きめ細かな印刷制御が可能です。

機能説明

• 操作性
  • 用紙づまりや用紙無しなどが発生した場合、詳細なメッセージを表示し、プリンタ装置側の処置だけで、異常が発生したページから再印刷を行います（ページリカバリ）。メッセージは、本製品により自動的にWindows PCおよびWindows Server上のウィンドウに表示されます。
  • アプリケーションから用紙の掛け替え指示があった場合、メッセージを表示し、用紙掛け替えを通知します。
  • VSPシリーズは、他のサーバ（GS21, PRIMEQUEST, SPARC Enterprise, PRIMERGY, PRIMERGY 6000）またはパソコン（FMVシリーズ）プリンタとして共用が可能です。
• NetCOBOLとMeFtとの連携
  • PS5000シリーズとVSPカット紙ページプリンタ使用時、NetCOBOLとMeFtとの連携印刷が可能。フォームオーバレイ印刷、バーコード（カスタマバーコードを含む）印刷、用紙コードの指定、給紙口指定、用紙サイズ指定等、きめ細かな印刷制御が可能です。
  • ラインインパクトプリンタ、多目的プリンタ、シリアルプリンタ使用時、NetCOBOLとの連携印刷が可能。文字間隔、行間隔、書体、用紙サイズ指定等、きめ細かな印刷制御が可能です。

対応プリンタ

：サポート対象   ：サポート対象外   ：エンハンスなし

型名・印刷速度		PrintWalker/LXE
		V14									V15								V16
		L10	L20	L30	L40	L50	L60	L70	L80	L90	L10	L11	L20	L30	L40	L50	L60	L70	L10	L20	L30	L40	L50	L60	L70	L80
連続紙ページプリンタ
PS5600C	毎分21,600行
PS5230C	毎分8,250行
PS5110B	毎分4,000行
カット紙ページプリンタ
VSP4540C	毎分46ページ
VSP4540B	毎分45ページ
VSP4530B	毎分35ページ
ラインインパクトプリンタ
VSP3802B	毎分600行
VSP3710B	毎分400行
多目的インパクトプリンタ
VSP2910H	漢字毎秒140文字
シリアルインパクトプリンタ
VSP2750C	漢字毎秒146文字
VSP2750B	漢字毎秒146文字

動作確認OS

ディストリビューション	PrintWalker/LXE【注1】
	V14									V15								V16
	L10	L20	L30	L40	L50	L60	L70	L80	L90	L10	L11	L20	L30	L40	L50	L60	L70	L10	L20	L30	L40	L50	L60	L70	L80
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 9 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 8 (for Intel64)
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 7 (for Intel64)
Red Hat（R） Enterprise Linux（R） 6（for Intel64）
Red Hat（R） Enterprise Linux（R） 6（for x86）
Red Hat（R） Enterprise Linux（R） 5 （for Intel64）
Red Hat（R） Enterprise Linux（R） 5 （for x86）
Red Hat（R） Enterprise Linux（R） ES （v.4 for EM64T）
Red Hat（R） Enterprise Linux（R） AS （v.4 for EM64T）
Red Hat（R） Enterprise Linux（R） ES （v.4 for x86）
Red Hat（R） Enterprise Linux（R） AS （v.4 for x86）
Red Hat（R） Enterprise Linux（R） ES （v.3 for x86）
Red Hat（R） Enterprise Linux（R） AS （v.3 for x86）

• 【注1】
  SELinuxを有効にした環境での運用はRHEL6.2以降でサポートしています。
  RHEL6.1/6.0、RHEL5の場合は、SELinuxは無効にしてください。

利用による効果

• Linuxサーバからの印刷機能を提供し、基幹系印刷で高信頼性印刷が実現できます。
• NetCOBOLとMeFtとの連携印刷によりきめ細かい印刷制御が実現できます。
• サーバの設置場所に拘束されず、高信頼プリンタの配置が可能です。

システム構成

• 【注2】
  別途購入して頂くことが必要です。
• 【注3】
  アラート機能を使用する場合に必要です。
• 【注4】
  VSPインパクトプリンタではMeFt経由の印刷は未サポートです。

留意事項

• PrintWalker/LXEでは、Fujitsu Software Interstage Charset Manager Standard Edition Agentは必須製品です。
• PrintWalker/LXEでは、OSの/var/tmpディレクトリ配下に、以下の印刷処理で使用するための作業ディレクトリを作成します（V16L20以前の場合）。
  • /var/tmp/FJSVbsnps
  • /var/tmp/FJSVprweb
  
  上記のディレクトリをtempwatch等のスクリプトで削除すると、印刷処理が行えなくなります。tempwatchスクリプトをお使いの方は、上記ディレクトリをtempwatchの対象外となるように、設定してご利用ください。

プリンタ管理ソフトウェア

• PrintWalker/PM
• PrintWalker/EM
• PrintWalker/LXE
• PrintWalker/BPC