システム設計シミュレーションモデル
3GPPやIEEE等の標準規格に関する知見を活かして、新しい無線システムの研究・設計を迅速に支援
ご要望の「回路規模」「消費電力」などを満足しつつ
特性劣化を抑えるシミュレーション一例
変調方式毎に各通信環境(SNR:ノイズ)でどのぐらいの変調精度が取れるかを可視化します。
また、無線端末が移動する場合(フェージングあり)もシミュレーション可能です。
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Select 1
Fading Model
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Select 2
Modulation
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Select 3
SNR
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ANALYSIS RESULT 解析結果
Point
1.赤点が基準点であり、赤点に近いほど精度がよくなります。また精度が悪化して他の赤点に近くなることでエラーが発生します。
2.変調精度が多値化することで、赤点同士が狭くなるため、ノイズの影響が大きくなります。
結果
・通信が正常に行える状態と言えます。
Point
1.赤点が基準点であり、赤点に近いほど精度がよくなります。また精度が悪化して他の赤点に近くなることでエラーが発生します。
2.変調精度が多値化することで、赤点同士が狭くなるため、ノイズの影響が大きくなります。
結果
・通信エラーが発生する状態(他の赤点に近くなっている)
・誤り訂正(LDPCもしくはBCC)などの対策が必要です。
Point
1.赤点が基準点であり、赤点に近いほど精度がよくなります。また精度が悪化して他の赤点に近くなることでエラーが発生します。
2.変調精度が多値化することで、赤点同士が狭くなるため、ノイズの影響が大きくなります。
結果
・無線端末が移動しているため、フェージングなどの影響により、位相が回ってしまったり大きさが変動するようになってしまってます。
・フェージング対策や誤り訂正(LDPCもしくはBCC)などの対策が必要です。
誤り率を変調方式、BCC符号化率のパラメータを振ってシミュレーションした結果です。
通信環境(SNR:ノイズ)で、どういった変調方式をつかうか、BCC符号化率をどうするかの検討が可能です。
ANALYSIS RESULT 解析結果
Parameter List
IEEE802.11ac
PSDU Size 1000 [bit]
MCS {0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8}
誤り率を変調方式、LDPC符号化率のパラメータを振ってシミュレーションした結果です。
通信環境(SNR:ノイズ)で、どういった変調方式をつかうか、LDPC符号化率をどうするかの検討が可能です。
ANALYSIS RESULT 解析結果
Parameter List
・Transport block size 5000 [bit]
・Target Code Rate {0.33, 0.50, 0.66}
・Modulaton Order {QPSK, 16QAM, 64QAM, 256QAM}
一例
・SNR=0dBでもエラーフリーに近い通信をするためにはQPSK R=1/3が必要です。
CASE STUDY
お客様活用事例
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基板パターンの机上評価
プリント基板製作前に、パターンなどに問題がないか机上で検証。問題点を事前に抑えることで約2か月間の開発期間を短縮。
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車載通信ユニット疑似走行評価
フェージングシミュレータなどを活用して、ビル間や高速走行したときの性能を評価。実施の走行試験にくれば半分以上の工数・期間を削減。
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無線の見える化・最適化
無線機器がつながりにくい個所を可視化ならびに無線機器配置などの最適化。つながらないことによるピッキングシステム停止時間をほぼゼロに。