高速通信が可能な5G、インタラクティブなコミュニケーションが可能になったデジタル放送、クルマなどに搭載して周囲の人・物体を検出するミリ波レーダーなど、無線放送通信ネットワーク技術や電波応用技術は現代社会を支える不可欠な技術の一つとなり、更に革新的発展を遂げようとしています。
この発展にともない無線規格・技術の高度化と多種・多様化はさらに加速し、無線製品開発において製品に求められる性能、コスト、および開発期間を満たす最適な技術・方式を見出すことの重要性が増しています。
モバイルテクノは、5G基地局・スマートフォンをはじめ、さまざまな無線製品の開発を行ってきました。無線機能の高度な実装技術は無論、最適な方式の検討や、お客様工程に合わせた柔軟な開発手法で、お客様の製品の価値向上に貢献いたします。
モバイルテクノの「無線技術・ノウハウ」で製品価値向上を
3つの特長
無線設計に不可欠なコア技術を保有
無線設計には、デジタル設計以外にも、アナログ・RF設計やベースバンド信号処理、ソフトウェア設計、シミュレーション技術などさまざまな技術が必要になります。
モバイルテクノは、無線装置を設計開発するためのコア技術を保有してます。
- 無線送受信技術
(広帯域歪補償、広域パワーアンプ、ミリ波帯増幅/発振器など) - ベースバンド信号処理技術
(OFDM/OFDMA、ビームフォーミング、MIMO、LDPC符号など) - プロトコル処理
(MAC/RLC、スケジューリング制御、QoS制御、IPセキュリティなど) - シミュレーション
(リンクレベル/システムレベルシミュレーション、電磁界シミュレーション、レイトレーシングなど)
多岐にわたる実績・経験を蓄積
3G~5Gのモバイル基地局・携帯端末開発をしてきました。ベースバンド信号処理や信号増幅装置(アンプ装置)、通信モデムチップの組込みなど、失敗談も含めた経験を蓄積してます。この他にも、公共無線用装置開発や衛星通信開発、通信モジュール開発など多岐にわたる無線開発を経験しております。
蓄積してきた知見は、企画検討している製品の性能を机上で正確に見積もることができ、最適な方式の検討に貢献できます。その一つの手法としてモデルベース開発を取り入れてます。これまで積み重ねてきた開発経験をモデル化してきており、製品製造前に、机上で製品の性能判断を可能にしてます。
柔軟な開発手法
お客様の工程、またはスケジュールに合わせた、設計開発の手法を提案できます。例えば、研究開発段階の企画で性能到達までにいろいろな施策をトライしたい場合には、アジャイル手法で開発をすすめたり、製品開発工程でお客様プロセスに則ったウオーターフォール型の開発でも進めることができます。
要求仕様が固まってなくとも、お客様製品の価値向上に向けて、一緒に開発を進めることができます。
事例 / 実績
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ミリ波 / 28GHz帯無線通信装置
ミリ波帯のノウハウを活用した回路ブロックや放熱の設計のほか、デジタルビームフォーミングを導入した無線装置の開発実績があります。
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5G無線基地局・スマートフォン開発
移動端末から無線基地局(RU/DU/CU)の開発を長年従事しており、モバイルシステムを熟知。製品の高品質向上に貢献。
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車載向け通信ユニット開発
最新デバイスの使いこなしや、アンテナの最適配置など、これまでの培ったノウハウ・知見で貢献
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低遅延モジュール開発
汎用的な無線規格で困難であった低遅延通信を、最適な方式を組み合わせて実現。付加価値向上に貢献。
対応領域
- 5G,LTE,3G,LPWA,Wi-Fi,ZigBee,BLEなど、全ての無線規格に対応可能です。
- 数MHz程度から100GHz超の周波数に対応可能です。今後、多様な利活用シーンが期待されるミリ波帯も対応します。
- 無線通信機能のみならず、無線を応用したセンサシステムや関連計測器などの分野にも対応します。
- その他の分野でもお気軽にお問合せください。
よくあるご相談
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ミリ波帯製品開発経験がない
企画実現のためには、ミリ波帯の電波が必要であるが、これまで開発経験がなく、ミリ波帯製品開発の抑えるべきポイントが分からず、企画が停滞している。
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方式やデバイス選定に苦渋
企画した製品に適用としてる方式のデバイスでは、コストならびにスケジュールが合わない。最適な方式やデバイス選定が判断できず、製品開発に不安がある。
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海外展開するときの手続きは?
製品を世界中に展開をしようとしているが、各国の電波制度や、キャリアとの接続試験など経験や知見がなく、何をすればよいかわならない。
資料ダウンロード
全ての無線規格と周波数に対応可能
「無線組込設計開発サービス」
- 特長① モデルベース開発手法
- 特長② 無線設計に不可欠なコア技術を保有
- 特長③ 全ての開発工程に対応
- 主な開発実績
- 対応領域