VPP500(1992年)

  • コンピュータ
  • スーパーコンピュータ

1992年(平成4年)に発表した,ベクトルパラレル型と呼ばれる方式のスーパーコンピュータ。ベクトル計算が可能なプロセッサユニット(PE)を並列に接続する方式でした。最大性能はPEを222台接続したときの355ギガFLOPSでした。プロセッサにはガリウム砒素LSIを使用しました。拡張言語としてVPP Fortranを導入し,簡単に高性能なプログラムを書きたい要求に応えました。
なお,VPP500は航空技術研究所様と富士通が共同開発し,1993年から1995年の間Top500ランキングで世界最高速を記録したNWT(数値風洞,Numerical Wind Tunnel)と同じ技術によって開発されたものです。

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