富士通日本語情報システム JEF(1979年)

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日本人が日本語で扱えるコンピュータシステムを目指して、富士通日本語情報システム JEF (Japanese processing Extended Feature)を1979年(昭和54年)に発表しました。従来の英数字、カナのシステムにJEFを追加することで、漢字仮名まじりの日本語処理ができる汎用システムの構築が初めて可能になりました。OSによるサポートなどソフトウェアの充実が図られ、超大型システムからオフィスコンピュータ、端末装置まですべてに適用されました。また、単なる漢字処理の枠を越え図形やグラフ作成機能も持ち、使いやすさ、高性能に加えて、低価格で日本語処理ができたため、一躍日本語処理システムのブームが起きました。

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