FACOM M-380モデルグループ(1981年)
1981年(昭和56年)に発表したMシリーズの最上位機種として世界最大、最高速の超大型汎用コンピュータ。FACOM M-380モデルグループは、M-380、およびM-382の2機種から構成されています。1980年代の情報処理システムは、特に大規模システムの発展がめざましく、組織内のシステムから異業種間を結ぶ組織間ネットワークシステム、さらには社会生活を支えるシステムへと急激に拡大していました。特に社会システムにおいては、その関与する規模と影響範囲がきわめて大きいことから、システムの中心となる超大型コンピュータにこれまで以上の高処理能力と高信頼性が求められ、この2機種はそれを同時に実現し、トータルコストパフォーマンスの向上を図りました。
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