FACOM230-50(1966年)

  • コンピュータ
  • メインフレーム

通産省が大型コンピュータの国産化を狙い、1964年(昭和39年)に富士通、沖電気、日本電気の3社が共同開発した高性能大型電子計算機システムFONTAC(Fujitsu-Oki-Nippondenki-Triple-Allied Computer)を、1966年(昭和41年)に富士通が商用化した電子計算機。1号機は1965年(昭和40年)に労働省労働市場センターのデータ通信システムに採用され、1966年(昭和41年)に稼動しました。次いで日本通運輸送管理システム、第一銀行オンライン預金システム等、オンライン・データ通信システムの中央処理装置として採用されてきました。特に1968年(昭和43年)に開通した全国地方銀行協会データ通信システムは、全国62行、4,000店以上にも及ぶ本支店間を結ぶという世界にも類をみないものでした。

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