Amdahl 470V/6(1975年)

  • コンピュータ
  • メインフレーム

富士通と米アムダール社が共同開発し、1975年(昭和50年)に完成したIBM互換超大型機。1号機は富士通が製造しアムダールブランドとして同年、NASA(米国航空宇宙局)ゴダート宇宙研究センターに納入しました。このマシンは同センターが所有していたIBM360/165の2倍の計算速度を持ち、また当時IBM社でも設置から稼働まで通常2~3週間を要していたところ、5日で問題なく稼動しました。NASAでの1号機の噂は業界に伝わり、また高性能でありながらIBM機より低い価格を設定したこと等により、アムダール社の大型コンピュータはその後米国市場に受け入れられていきました。

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