FLASHWAVE4500マルチサービス光伝送システム(2000年)

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インターネット都市網を底支え

1990年代後半、インターネットの急速な普及に伴い拡大を続けた通信業界も、ITバブルの崩壊とともに低迷していきます。その影響は市場規模75%減と未曾有のものでした。富士通はこの状況下、製品を絞り込み、各製品間の連携をはかるとともに、基礎研究とものづくりの連携を強めていきました。

そして2000年に発表したのが「FLASHWAVE4500」という光伝送システムです。この装置は従来の装置を複数台まとめることができ、伝送路であるリングをいくつも同時に構成することが可能で、LANも内蔵していました。2001年にはこれを小容量にした「FLASHWAVE4100」を追加し、シリーズ化します。インターネットの都市網を支える本シリーズは、その経済性から国内外の通信事業者に採用され、2008年現在もアメリカでトップシェアを維持し続けています。

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