信頼の再構築がデジタルトランスフォーメーションを成功に導く

「グローバル・デジタルトランスフォーメーション調査レポート 2019」を公開

デジタル技術はもの凄いスピードで私たちの世界を変えています。かつてないほどに人やモノがつながりグローバルに統合されています。しかし、デジタル技術がもたらす利便性と引き換えに私たちはカオスのような世界をつくってしまったかもしれません。
このような複雑化した世界で信頼というキーワードがこれまで以上に大きな意味を持つようになっています。ビジネスや社会の信頼をどのように再構築するかということがより良い未来を導くための最重要課題なのです。

富士通はデジタルトランスフォーメーションの取り組み状況を把握し、近年、重要なテーマとなっている「信頼」に関する世界のビジネスリーダーの意識を明らかにするために、 2019年2月に世界のビジネスリーダーに対し富士通独自の調査を実施しました。

調査サンプル:世界9カ国 900人のビジネスリーダー

回答者のプロファイル

デジタルトランスフォーメーションの取り組み状況

87%が、過去3年以内にデジタルトランスフォーメーションの検討、試行、実践を行ったと回答しています。
業種別の進捗では、金融業と運輸業の企業が最も進んでおり、金融業の企業では47%、運輸業の企業では45%がデジタルトランスフォーメーションを実践し成果を出したと回答しています。

デジタルトランスフォーメーションを検討/試行/実践した

全体

87%

デジタルトランスフォーメーションを実践し成果を出した

金融

47%

運輸

45%

デジタルトランスフォーメーションの成功要因

昨年より、富士通はデジタルトランスフォーメーションで成果を出すために必要な組織能力(デジタル・マッスル)として下記6つの要素に注目しています。今年の調査結果においても、成果を出した企業は6つの要素において高い組織能力を持つことがわかりました。

デジタルトランスフォーメーションの成熟度

グラフの数値(0-100%)は、デジタルトランスフォーメーションの各成功要因の能力を有していると回答した企業の比率

デジタル社会における個人の信用評価

調査では、デジタル化により誰でも情報発信が可能になったと感じている一方、オンライン上の情報が正しいのか、あるいは信頼できるのか判断することは難しいと回答しています。
一方で企業の視点では、ソーシャルメディアの投稿や購買履歴などのオンライン上のプレゼンス情報に関しては、回答者の69%は個人の信用評価に活用することの有効性を認めていました。また56%は、個人としても企業からオンライン上のプレゼンス情報をもとに自身の信用を評価されることを受け入れると回答しています。

オンライン上のプレゼンス情報が企業として個人の信用評価に有効と考える

69%

企業からオンライン上のプレゼンス情報をベースに自身の信用を評価されることを受け入れる

56%

信頼するのはAIの判断か人の判断か?

AIの判断を信頼するか、人の判断を信頼するかについては、回答が分かれました。客観的で一貫性のあるルールや基準にもとづくケースでは、AIの判断をより信頼する傾向にあります。

 製品の品質検査スポーツの審判臨床診断司法診断
AIの判断を人の判断より信頼する22%22%13%9%
AIの判断を信頼しない10%14%21%27%
 AIの判断を人の判断より信頼するAIの判断を信頼しない
製品の品質検査22%10%
スポーツの審判22%14%
臨床診断13%21%
司法診断9%27%

人材のエンパワーメントの重要性

調査の結果から、非常に多くのビジネスリーダーが人材のエンパワーメントの重要性を認識していることが明らかになりました。また、これらが重要であると認識している企業のほうがデジタルトランスフォーメーションの成果を達成する傾向にあることも明らかになりました。

ワークライフバランスが重要

78%

ダイバーシティが重要

74%

インクルージョンが重要

72%

詳細は「グローバル・デジタルトランスフォーメーション調査レポート 2019」をご覧ください。

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