FujitsuリモートSDV支援サービス
HOPE LifeMark-RemoteSDV
(ホープ ライフマーク-リモートエスディーブイ)
迅速な新薬提供に向け治験業務の円滑な進行をセキュリティに配慮しながら支援する
「コスト削減」「働き方改革」「環境への配慮」を可能にする新しいサービスです。
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お問い合わせ・ご相談
ご不明点・ご要望などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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FujitsuリモートSDV支援サービス HOPE LifeMark-RemoteSDV
リモートSDV(*1)支援サービス『HOPE LifeMark-RemoteSDV』は、新薬開発における業務改革を実現する 3つのコンセプトを掲げています。
- 新薬開発における業務改革とコスト削減
- 原本性保証
- 優れた操作性とリスク管理のバランスに優れたセキュリティ対策
(*1)SDVとは:Source Data Verificationの略。治験依頼者が行う資料確認の業務。医療機関による様々な治験結果は、医療機関の事務局によって症例報告書に転記され、治験依頼者に提出される。治験依頼者は、検査数値データや治験を行った医師が記入したカルテなどの原資料と症例報告書を実際に照合し、転記ミスなどが発生していないかを確認することで、治験結果の信頼性を確保する。
HOPE LifeMark-RemoteSDVご紹介
システム構成
HOPE LifeMark-RemoteSDVは医療機関と製薬企業をN:Nでネットワーク接続します。
特長・メリット
HOPE LifeMark-RemoteSDVの特長とメリットをご紹介します。
1.新薬開発における業務改革とコスト削減
【製薬企業】
本サービスを導入することで製薬企業の担当者は医療機関を訪問することなくSDV業務を実施できます。
そのため、自社での会議と会議の間にSDVを実施するなど働き方改革を実現できます。
また、遠地の医療機関訪問における時間や旅費等のコストを削減できます。
【医療機関】
本サービスを導入することで、製薬企業の担当者の受け入れ/対応や場所の確保等に要していた手間を削減できます。
なお、本サービスの医療機関における導入時の手番も少なく、コストも低く抑えられています。
2.原本性保証
製薬企業に貸与するリモートSDV専用端末に搭載されたアプリケーションを使用し、医療機関に設置された電子カルテ端末に接続して遠隔操作を行います。画面転送によるリモート閲覧のため、現地で実施するSDVと相違ない真正性を担保しています。
3.優れた操作性とリスク管理のバランスに優れたセキュリティ対策
3-1.セキュアな環境におけるリモート接続
富士通から製薬企業へ貸与するリモートSDV専用端末は、情報漏洩を防ぐためスクリーンショットの防止やUSB外部機器によるデータの不正持出しを禁止する機能の搭載など強固なセキュリティ設定を施しています。
また、電子カルテの遠隔閲覧においてもセキュアなVPN網を経由して接続し画面転送のみを行い現地で操作する感覚と変わらない操作性とレスポンスを担保しています。
電子カルテ端末からリモートSDV専用端末へのファイルコピーもできないため、製薬企業の担当者(モニター)が操作するリモートSDV専用端末に診療データは保存されない仕組みになっています。
3-2.リモート接続権限の制御・誤接続防止、接続ログ管理
本サービスで提供する「リモートSDVポータルサイト」において、リモート接続を行う試験について製薬企業から医療機関へ事前に申請し、医療機関が承認した試験の申請内容(利用者・期間)に応じて製薬企業の担当者へリモート接続権限が付与される仕組みとなっています。そのため、医療機関が許可していないリモート接続を抑止できます。
また、製薬企業がリモート接続する際も医療機関を施設名で検索し、1つに絞り込んだ中から選択して接続するため、似通った名称の医療機関への誤接続を防止できます。さらに、リモート接続を実施したログ管理も実施しており、利用者がそのログを確認することで不正な接続を確認することができます。
お問い合わせ・ご相談
機能一覧
HOPE LifeMark-RemoteSDVの主な機能をご紹介します。
機能 | 業務区分 | 機能内容 |
---|---|---|
リモートSDVポータルサイト | お知らせ登録 | 医療機関から製薬企業向けのお知らせ機能をポータルサイトで通知・確認できます。 |
試験接続申請・受諾 | リモートSDVを実施する前に、製薬企業から医療機関へ接続申請を行い、医療機関が申請を管理する機能。承認された試験のみリモート接続権限を付与することで不正なアクセス制御や誤接続防止が可能です。 | |
リモートSDV実施申請・受諾 | リモートSDVを実施する際に、製薬企業/CROから医療機関にリモートSDV実施申請を行い、医療機関が申請を管理する機能。リモートSDVを実施する際の接続先端末の指定や日時の連絡等をポータルサイト上でやり取りできます。 | |
接続ログ管理 | 製薬企業が医療機関へリモート接続を実施したログを参照できる機能。 | |
リモート接続ツール | リモート接続 | 製薬企業が医療機関へリモート接続する機能。画面転送によるリモート閲覧のため、現地SDVと相違ない真正性を担保しています。 |
動作環境
【医療機関における動作環境】ハードウェア | CPU | Intel® Core2Duo プロセッサ 2 コア/2.8GHz 以上 |
メモリ | 4GB 以上 | |
ディスプレイ | 1920×1080ドット以上の解像度 | |
OS | - | Windows 10 |
ソフトウェア | ブラウザ | Internet Explorer11、Microsoft Edge |
【製薬企業の動作環境】
・富士通から貸与されるリモートSDV専用シンクライアント端末
ご紹介動画
再生時間:3分35秒
製薬会社担当が病院現地訪問に必要なSDV業務をリモートで行えるDXソリューションを提供します。
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*本製品は医療機器ではありません
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