患者の利便性向上や日常生活への医療サービス介入など、医療ニーズが多様化する中、中部国際医療センターでは、患者向けサービスのシステム化に着目。「HOPE LifeMark-コンシェルジュ」の導入により、電子カルテと連携し、診察の呼び出し、会計、オンラインセカンドオピニオンをスマートフォンで実現。通院の利便性向上、全国への高度な医療の提供を目指している。
課題
- 診察室の混雑緩和と待機中の患者負担を減らしたい
- 会計待ちの混雑緩和をしたい
- 多様化する医療ニーズに対応し、より多くの患者と向き合いたい
ソリューション
HOPE LifeMark-コンシェルジュ:アラートリマインド、コンテンツ表示、メッセージ配信、予約表示、家族登録、診察状況お知らせ、らくらく会計(後払い会計)、オンライン診療
- 2016年の電子カルテ移行時より富士通社製EGMAIN-GXを導入済
- 2022年1月よりLifeMark-コンシェルジュを導入
- 2022年にオンラインセカンドオピニオンを実施するため、オンライン診療の機能を追加
導入効果
- 「診察状況お知らせ機能」のプッシュ通知により、どこにいても診察待合が可能に
- 「らくらく会計(後払い会計)機能」により、会計待ち時間が減少
- 「オンライン診療機能」により、遠地にいる患者からのセカンドオピニオン対応が可能に。全国から患者を受け入れ高度な治療を提供
一般診療だけでなく予防医療にも注力する当院。通院の支援だけでなく、健診・運動データを統合して、健康意識向上や運動、行動変容などにつなげる医療サービスへの更新を期待しています
社会医療法人厚生会 中部国際医療センター 患者支援センター部 係長 河村則仁氏
- 業種: ヘルスケア
- 場所: 岐阜県美濃加茂市健康のまち1丁目1
- Customer's website
お客様について
美濃加茂市と連携して推進するメディカルシティ構想の拠点として、地域医療支援病院や地域がん診療連携拠点病院などの指定を受け、「全ては病める人のために」という理念のもと、最先端の医療機器や高い専門性を持つスタッフを整備し、健康診断から治療後まで、健康に対して幅広いサポートを行い地域の医療拠点としての役割を果たす。
社会医療法人厚生会 中部国際医療センター 患者支援センター部 係長 河村則仁氏
社会医療法人厚生会 中部国際医療センター 医事部 伊藤晃浩氏
導入の背景
旧病院(注1)は診察室や、会計、受付の待合が非常に狭く、ピーク時には、立って会計を待つ方がいるほど、常に混み合った状況が続いていた。そんな状況にあった2022年、新病院開設を目前にして新型コロナウイルスの流行がピークに達し、大規模な院内のクラスターを経験。「感染対策という大きな課題を抱えたことが、導入のきっかけになりました。「診察状況お知らせ機能」や「らくらく会計(後払い会計)機能」が、混雑緩和に大きく貢献してくれるのではと考えました」(伊藤氏)。
注1:2022年1月木沢記念病院より中部国際医療センターとして新築移転
PDF版をダウンロードしていただくと、インタビューの全文をお読みいただけます。
本事例に記載の内容・肩書は、2023年10月の取材時点のものです。
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