システムリカバリサーバを64bitOSへインストールする場合の制限事項について
システムリカバリサーバを64bitOSへインストールする場合、以下2点の制限事項がございますのでご注意ください。
制限事項1
システムリカバリサーバを次のOSにインストールする際、LANMANモジュール(dsk3-1.exe)をダウンロードして入手すると、展開ができずにエラーとなる。
対象製品
- 瞬快Ver.11(上、特上)
- 瞬快Ver.10(上、特上)
- 瞬快Rel.8.0(上、上+資源配付オプション、特上)
- 瞬快Rel.7.0(上、上+資源配付オプション、特上)
- 瞬快Rel.6.0(上、上+資源配付オプション、特上)
- 瞬快Rel.5.0(上、上+資源配付オプション、特上)
- 瞬快Rel.4.0(上、上+資源配付オプション、特上)
該当OS
- Windows Server 2003 x64 Edition
- Windows Server 2003 R2 x64 Edition
- Windows Server 2008 x64 Edition
- Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2012
対処手順
あらかじめLANMANモジュールをダウンロードし32bitOS上で展開後、システムリカバリサーバインストール時に指定してください。
制限事項2
以下の条件をすべて満たす環境に対してシステムリカバリサーバをインストールした場合、ターゲットコンピュータのPXEブート時にPXE-E53エラーを出力し、PXEブートに失敗する。
発生条件
- システムリカバリサーバを Windows Server 2008 x64 Edition にインストールする。
- 瞬快Rel.7.0(上、上+資源配付オプション、特上) のシステムリカバリサーバをインストールする。
- システムリカバリサーバとDHCPサーバを同居させている。
対処手順
以下の手順にて、DHCPサーバのスコープオプションを設定してください。
- コマンドプロンプトより以下のnetshコマンドにてDHCPサーバへClassIDを登録する。
netsh dhcp server add optiondef 60 ClassID STRING 0
netsh dhcp server set optionvalue 60 STRING “PXEClient”
- DHCPサービスを再起動する。