瞬快 Linuxディストリビューション
瞬快管理機能からの操作
WindowsとLinuxのマルチブート環境時、瞬快管理機能からLinuxクライアントに対して電源ON、電源OFF、再起動等の操作が可能になります。管理機能から操作を行うためには、Linuxクライアントに瞬快のLinux版モジュールをインストールする必要があります。
なお、Linux版モジュールをインストールしてもLinux環境で瞬間復元機能を利用することはできません。
瞬快管理機能からLinuxを利用するために必要となるソフトウェア
WindowsとLinuxのマルチブート環境時、Linux版モジュールをインストールするのに必要なソフトウェアは以下の通りです。事前に準備をしてください。
- rpm
- xinetd もしくは inetd
- iproute (システムリカバリ機能利用時に必須)
- LinuxのローダとしてGRUBまたはLILO
動作確認済みLinuxディストリビューション一覧
瞬快Ver.12の最新版にて以下の機能が正常に動作することを確認しています。
- 管理機能からLinuxクライアントに対する電源ON、電源OFF、再起動の実行
- システムリカバリ機能による、WindowsとLinuxのマルチブート環境のイメージの取得・配信
動作確認済みディストリビューションの一覧は以下の通りになります。
動作確認済みLinuxディストリビューション
ディストリビューション | バージョン | 動作検証実績 |
---|---|---|
2022年4月1日現在 | ||
Vine Linux | 5.0以前 | 不可 |
5.1 | 確認済み | |
5.2 | 確認済み | |
Cent OS | 5.1 | 確認済み |
5.2 | 未確認 | |
5.3 | 未確認 | |
5.4 | 確認済み | |
5.5 | 確認済み | |
6.2 | 確認済み | |
6.3 | 確認済み | |
6.4 | 確認済み | |
6.5 | 確認済み | |
6.6 | 確認済み | |
6.7 | 確認済み | |
6.8 | 確認済み | |
7.0 | 未サポート | |
Fedora | 12 | 確認済み |
13 | 確認済み | |
14 | 確認済み |
ローダについて
- Linux のローダとしては GNU GRUB を想定しています。
- Windows と Linux の起動切り替えは、瞬快のブートメニューにて選択切り替えすることとなります。
- MBRディスクでは作成可能な基本パーティションの最大数が4つであることから、切り替え可能なOSは最大4つまでとなります。
- Windows と Linux のマルチブート環境を構築する場合に於いて、コンベンショナルメモリの少ない機種にて 0.9x系の GRUB Legacy を使用すると Linux が起動しないことがあります。この場合は1.9x系の GRUB 2 を使用することにより現象が改善される場合があります。