質問内容
瞬快とウイルスバスターコーポレートエディションと共存させる場合の注意事項があれば知りたい。
質問カテゴリ
ウイルス対策ソフト連携
対象製品
- 瞬快Ver.11.5系全て(クライアントOSが Windows Vista の場合のみ)
- 瞬快Ver.11n以前
- 瞬快Ver.10n以前
- 瞬快Rel.8.0系以前全て
注)瞬快Ver.11p/Ver.10pと共存させると不具合が発生します。
対象OS
回答
ウイルスバスターコーポレートエディションの標準設定では、ウイルスパターンだけでなくドライバ、サービス、ウイルス検索エンジンなども自動的にアップデートする仕組みとなっています。
標準設定の瞬快クライアントが動作している環境において、ウイルスバスターのパターンファイル以外のアップデートが動作すると、ウイルスバスター動作環境に不整合が生じる場合があります。
このため、通常運用時には、ウイルスパターンファイル以外のコンポーネントのアップデートが自動的に動作しないように設定してください。
- ウイルスバスターCorp.サーバからのダウンロードを制限する
予約サーバアップデートのアップデートするコンポーネントにて、パターンファイル以外のコンポーネントのチェックを外す。
(パターンファイル関連のコンポーネントとしては、スマートスキャンエージェントパターン、ウイルスパターンファイル、IntelliTrapパターンファイル、IntelliTrap除外パターンファイル、スパイウェアパターンファイル、スパイウェア監視パターンファイル、ウイルスクリーンナップテンプレート、ファイアウォールパターンファイル、Behavior Monitoring Detection Pattern、挙動監視検出パターンファイル、挙動監視設定パターンファイル、ポリシー施行パターンファイル、デジタル署名パターンファイルなどがあります)
- トレンドマイクロのアップデートサーバからのダウンロードを制限する
グローバルクライアントの設定にて、「アップデートの実行時はパターンファイルのみアップデートサーバからダウンロードする」をチェックする。
ウイルスパターンファイル以外のコンポーネントのアップデートにつきましては、定期的に実施することを推奨します。大まかなアップデート手順は次の通りです。
- 全てのクライアントを修復無効モードに変更する。
- 全てのクライアントが修復無効モードに変更されたことを確認後、ウイルスバスターの管理サーバとクライアントにアップデートを適用する。
- 全てのクライアントのウイルスバスターのアップデートが終了したことを確認後、修復モードに戻す。
(補足)ウイルスバスターのアップデート設定については、トレンドマイクロ社のWebサイト(ウイルスバスター コーポレートエディションサーバで予約アップデート、手動アップデートを設定する方法)およびウイルスバスターコーポレートエディションの管理者ガイドを参照してください。
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(更新日:2014年1月8日)