Fujitsu OT Security Management ServicesOTエンドポイントセキュリティ
OTエンドポイントセキュリティサービスとは
近年、工場もスマート化/DX化のために様々なモノがネットワークへつながり、データ利活用が進んでいます。スマート化に伴い、広範囲な生産ライン停止を含む、工場のOTネットワークでの重篤なセキュリティ脅威が増加しています。未知の脅威侵入、持ち込みデバイスからの侵入、リモート接続の脆弱性、IoTやクラウドなどの外部接点への対策が必要です。
本サービスは、TXOne Networks Stellarシリーズを利用し、生産現場のネットワークのセキュリティ強化のために生産現場特有の環境に適したエンドポイントセキュリティ対策を実現するサービスです。攻撃対象となるエンドポイント自体を防御し、攻撃による事業停止リスクを低減することができます。
こんなお困りごとはありませんか?
OTにおけるセキュリティ対策は産業プロトコルの存在や産業機器の脆弱性、端末特性(オフライン環境/古いOS/長期利用端末)、可用性の意識などOT特有の環境課題へ対応が必要です。
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レガシーOSの利用多くのウイルス対策ソフトがサポート範囲外となってしまっているレガシーOS(Windows 2000 SP4など)を利用したい
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ライフサイクルの長期化長期利用端末のため他システムに入れ替えができない、いずれレガシーになってしまう端末のセキュリティが不安
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セキュリティ対策によるシステム影響多数のOTアプリケーションやOTベンダー機器の構成において、セキュリティ対策による端末負荷や誤検知などのシステム影響が心配
OTエンドポイントセキュリティサービスの特長
産業向け次世代アンチウイルス
OTアプリケーションや産業機器ベンダーの証明書を持つプログラムを信頼し、マルウェア検索や機械学習型検索を省略し負荷を低減
オペレーション振る舞い検知
サイバー攻撃に悪用されることが多い正規ツールのオペレーションを学習し、第三者による不正実行を防止
OTアプリケーション保護
OTアプリケーションに関連する各ファイルを、第三者による不正な変更から保護
アプリケーション制御
予め許可リストに登録されているアプリケーションのみ実行を許可
デバイスコントロール
ベンダーID/プロダクトID/シリアルナンバーの組合せで信頼されたデバイスを登録し、許可されていない外部デバイスの使用を防止
利用シーン
課題
エンドポイントのセキュリティ対策を実施したいが、
- 利用している端末のOSが古くてパッチ適用やAVソフトが無い
- 端末を導入したばかりだが10年間利用する予定で、いずれサポート外になってしまう
解決策
本サービスを導入することで攻撃対象となるOT環境内部のエンドポイント自体を”防御”することが可能となります。
レガシー端末/負荷軽減が必要/クローズド環境 など、通常では対処困難な端末へのエンドポイントセキュリティ対策が可能です。
例えば、工場設置の端末・Windows組み込みの製造装置(工作機械やロボット制御装置など)、MES、SCADAなどにも適用できます。

- ※製品特徴に合致する端末として、他業種へも導入可能
(PoS端末、金融システム端末、医療用機器/病院内システム端末、検証用端末など)
セキュリティに関するお問い合わせ・ご相談
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