いすゞ自動車株式会社 様
ECUソフトウェア管理システムをAWS上に構築
概要
いすゞ自動車株式会社(以下、いすゞ様)は商用車メーカーとして、トラック・バスの製造・販売からアフターサービスまでのライフサイクルを通じて、地域・社会の持続的な発展に貢献しています。近年より複雑化している自動車の電子制御ユニット(以下、ECU)のソフトウェアのアップデートや車両メンテナンス情報の管理を効率化するため、いすゞ様では富士通のリプログラミングソリューションを採用し、インフラ基盤にはAWSを活用しています。
背景
近年、自動車部品を制御するECUの数が増加するにしたがい、ECUのソフトウェアはより高度化し、セキュアな更新ファイル配信などのソフトウェア管理が課題となっています。いすゞ様においても、現在お持ちのソフトウェア管理機能を強化することで、より安全で効率的なソフトウェア管理を目指されております。
ポイント
- 自動車のECUの高速で安全確実なソフトウェア更新の実施
- 車両1台ごとのソフトウェア更新履歴の管理
システム構成図
インフラ基盤としてAWSを採用しており、必要に応じて各種サービス範囲を柔軟に広げながら利用しています。
AWS導入による効果
- データベースに可用性の高いAmazon Auroraを採用し、ストレージサイズのオートスケーリングによりビジネス状況に合わせた柔軟な拡張が可能。
- Amazon AuroraやAmazon KMSなどマネージド型のAWSサービスを使うことでユーザーのシステム運用の負荷を大幅に低減。
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