データ消去サービス

確実なデータ消去により、大切なデータ資産の流出を防ぎます

ハードディスクやSSDに一度書き込まれたデータは簡単には消去できません。富士通の「データ消去サービス」では、業務で日頃利用しているサーバやパソコンの撤去/リプレースなどの際に、ハードディスク(HDD)やSSDなどに残存するデータを富士通サービスエンジニアが確実に消去することにより、企業や個人の情報が外部へ流出することを未然に防止し、 高いセキュリティレベルと安心をご提供いたします。

データ消去の必要性

パソコン、サーバ等を使用していた状態のまま廃棄・譲渡すると、記憶媒体のデータを第三者に読み取られ、予期しない用途に利用される恐れがあります。機密情報や重要なデータの流出を防ぐためには、廃棄・譲渡する際に、記憶媒体のすべてのデータを消去することが必要となります。
例えば、ハードディスクを初期化(フォーマット)したり、OS上からファイルを削除する操作をしただけでは、ただ単にOS上でそれらのデータを呼び出す処理が出来なくなっただけであり、悪意を持った第三者によってデータが復元される恐れがあります。
「データ消去サービス」ご利用により、確実なデータ消去を行うことでお客様の大切な情報が外部に流出することを未然に防止します。

データの仕組み

データを"本"に例えると、2つの領域から成り立っています。

  • 目次:データを管理する「管理領域」
  • 本文:データ本体である「データ領域」

データは、「目次」と「本文」のリンクにより読めるようになっています。

適切なデータ消去とは?

OS標準の削除機能による消去やハードディスクの初期化の場合

目次を破り、リンクが切れるのみで本文はそのまま残るため、リンクをつなぎさえすれば本は読めてしまう。
→データの復元が可能

専用ソフトウェアによる消去の場合【データ消去サービス(ソフト消去方式)ご利用の場合】

目次を破った上に、本文全ページを墨で塗りつぶすため、本は読めない。
→データの復元が不可能

「データ消去サービス」では、ソフト消去方式のほか、消去対象ハードディスクなどに対し、強い磁場(1.3テスラ以上) を照射することにより媒体上のデータを破壊する「ハード消去方式」もあります。

データ消去サービスの特長

サービスエンジニアがお客様先を訪問し、お客様の目の前で消去作業を実施します

  • 全国各地のサービスエンジニアが、お客様先で確実な消去を実施します。セキュリティポリシー上、データが持ち出せない場合でも安全に消去することができます。
    (消去対象媒体を富士通指定工場にご送付いただき、一括で消去作業を実施することも可能です。)

他社製パソコンからサーバー、ストレージ装置まで確実な消去を短時間で実施します

  • 富士通独自の消去ツールにより、確実かつ短時間にて消去を実施しますので、お客様に負担をおかけしません。
  • お客様のご要望により、DoD(米国防総省準拠方式) NSA(米国家安全保障局準拠方式)といった海外のデータ消去規格にも対応します。

「データ消去完了報告書」にて作業内容を書面で報告します

  • 第三者(富士通)によるデータ消去作業記録は、お客様内部でのセキュリティ監査にも備えられます。

サービス内容詳細

データ消去サービスに関するお問い合わせ・ご相談