富士通のデジタルトランスフォーメーション社内実践事例

エクスペリエンス・マネジメント ソリューション
Qualtrics(クアルトリクス)を活用した、全員参加型DX
現場の声とデータを活かしたマネジメント

2022年2月17日

SAP Japan Customer Award 2021(Experience Management部門)を受賞

導入の背景

富士通自身をデジタル変革する全社DXプロジェクトをスタート

2020年7月。富士通はDX企業への変革に向けた取り組みとして、「データドリブン経営強化」「DX人材への進化&生産性の向上」「全員参加型、エコシステム型のDX推進」を掲げ、富士通自身をデジタル変革する全社DXプロジェクトをスタートさせました。

部門ごとにDXの責任者(DX Officer)を設置、「タテ(経営~現場)×ヨコ(部門横断)連携」、「社員の声を施策に反映」、「アジャイルを用いたプロジェクト推進」など、日本らしさをベースとした全員参加型のDXを特長としています。

富士通では様々なフレームワークを武器にDXを推進しており、中でも"お客様・社員の声を活かしたデジタル経営"をコンセプトに立ち上げた「VOICE」は、組織カルチャーの変革・醸成といった全社DXプロジェクトの中核となっています。

DXのフレームワーク 「既知の方法論の活用、形式知化」

導入の経緯

「現場の声」の見える化から改善アクションの実行までを目指す

7月に発表した富士通の「Work Life Shift」では、コロナ禍における状況や会社からの支援・期待など社員の声を集め、実データから得た気づきを施策に反映したり、検討している施策案のコンセンサスを採るといった形でVOICEが活用されています。

VOICEでは、お客様・社員の声を反映したDXの取り組みとするために、定量・定性データの高頻度な収集・分析と、それを踏まえたアクションをマネジメントする全社サービスとして、クアルトリクス社のエクスペリエンス・マネジメント ソリューション Qualtricsを採用。
Qualtricsを用いて「現場の声」の見える化から改善アクションの実行までを実現します。

導入の効果

自社の課題やその要因の判断、変化の予測を常に行い、
行動し続けることが可能に

クアルトリクス社のエクスペリエンス・マネジメント ソリューションのひとつである「Qualtrics CustomerXM™」「Qualtrics EmployeeXM™」から得られるお客様・社員の声(X-data™)を、ERPや人事システムなどの業務データ(O-data™)と組み合わせることで、「何故その事象が起きたのか(背景・理由)」を正しく理解し、自社の課題や将来に向けた変化の兆しをリアルタイムに分析・把握して常に行動し続ける、といった改善サイクルを高速に回すことが可能となります。

富士通のDX推進をサポートする「クアルトリクス XM プラットフォーム」

ビジネスに欠かせない主要なエクスペリエンスを
一つのプラットフォームで管理し次へつなげる

クアルトリクスは、企業や組織のエクスペリエンス・データ (X-data™)の収集から管理・分析、およびそのデータに基づくアクションに至るまでを同じプラットフォームで運用を行うテクノロジープラットフォームです。クアルトリクス XM プラットフォームは、チーム、部門、組織全体がビジネスに欠かせないカスタマー(CustomerXM™)、従業員(EmployeeXM™)、プロダクト(ProductXM™)、ブランド(BrandXM™)という4つの主要なエクスペリエンスを一つのプラットフォームで管理するのみならず、アクションへつなげるシステムです。

クアルトリクス XM プラットフォーム

3つの特長

  • アンケート設問作成の容易さおよびカスタマイズ性の高さ
    AI設問レビュー/多言語対応
  • 改善箇所をリアルタイムに可視化・深堀できる
    ダッシュボード/キードライバ/テキスト解析
  • 改善を促すためのアクションのレコメンドやプッシュ通知
    アクション自動生成/メール通知/API連携

Fujitsu VOICE ~ 声を力に変えて、変革の風を起こす ~

新しいチャレンジには、社員、お客様、経営層、それぞれの立場や状況をよく理解し、課題を把握することが大切。Fujitsu VOICEは、先を見据えるための目には見えない情報をデータで掴みます。達成したい目的に向けて、行動すべきポイントを導き出し、声を起点にした、全員参加の変革を実現します。

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