富士通社内実践事例
データドリブン経営を目指すOneFujitsuプロジェクト

SuccessFactorsで実現する「人事業務改革」と「人事DX」 目指す未来はグローバルなシェアードサービス構築

富士通がDX企業へと変化するため、富士通グループ全体で自らの変革に取り組むOneFujitsuプロジェクト。プロジェクトの一環として導入したSuccessFactorsを起点に人事業務改革が行われた。今回は改革の内容や人事DXの実現に向けたシステム導入の課題、導入後の変化について話を聞いた。

課題

  1. 既存システムではジョブベースでの人材マネジメントへの対応が難しい
  2. 人事システムが国やリージョン毎に分かれ生産性が悪い
  3. グローバルでの人事戦略やポリシーの徹底が困難

効果

  1. ジョブベースでの人材マネジメントが行える人事システムが完成
  2. データ一元管理による「人材情報の可視化」を実現
  3. グローバルシェアード化に向けた第一歩を踏み出した
平松 浩樹氏と加藤 久和氏の写真
左から、富士通株式会社 執行役員 EVP CHRO 平松 浩樹、CHRO室 マネージャー 加藤 久和
福田 譲氏の写真
経営の視点で「ビジネスモデルの変革のために社員一人ひとりの力を最大活用する」こと、業務の視点では「個別最適ではなくすべてを超えたひとつの富士通で最適化する」こと、そしてグローバルレベルITの標準化を推進していくことがデータドリブン経営を成功へと結びついていきます。

富士通株式会社
執行役員 EVP CDXO、CIO
福田 譲

  • 業種: 電気機器
  • 場所: 東京都港区
  • 従業員数: 従業員124,000人(グローバル)(2023年3月末現在)
  • https://global.fujitsu/ja-jp/

OneFujitsuプロジェクトの一環
富士通が目指す「人事業務改革」

富士通は、先行き不透明な時代の中で持続的に成長していくため、パーパスドリブンとデータドリブンの両軸で駆動するDX企業を目指して変革を決断。このプロジェクトこそ、データドリブン経営を目指す「OneFujitsuプロジェクト」だ。

人事業務改革による3つの領域それぞれの変化とは

富士通が目指す人事の姿とは、働く場所や業務内容にかかわらず、社員一人ひとりが自分のパーパスに沿ってスキルや経験を培う。そして、今所属している会社や組織に捕らわれずに、社員が挑戦したいと思う仕事にチャレンジできる。真の意味でのキャリアプランを構築できる環境だ。

困難なプロジェクトを成功に導いたさまざまな工夫

順調に成果を上げていると考えられるが、導入プロジェクトには苦労や工夫があった。加藤氏は特に3つの分野について振り返る。最初に振り返ったのはFit to standardについてだ。実は当初、エグゼクティブ層の評価についてはSuccessFactorsに既存の業務プロセスをそのまま取り入れる方針だったという。

培った変革の知見を導入支援に活かしていく

最後に福田氏は「富士通はDXカンパニーになると宣言してます。これは、お客様のDXに資するサービスや価値貢献ができる会社になるという意味だけでなく、富士通自身がそれを体現していくという意味も込められています。この3年間で培った経験は今後のお客様への導入支援で必ず活かせると考えています」と語ってくれた。

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