Symantec AntiVirusでのJEF拡張漢字サポートファイルのウイルス誤検出について
[ お知らせ ]
2010年4月22日更新
富士通株式会社
お客様各位
平素は、富士通製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
Symantec AntiVirusにて、当社 JEF拡張漢字サポート V7.1L30 の1ファイルがTrojan Horse(Suspicious.Lop.2)として誤検出された件について、その内容および対応方法についてご連絡いたします。
1.誤検出の内容と該当ファイル
- 誤検出の内容
- Symantec AntiVirusの「2010/04/18 rev.2」の定義ファイルで JEF拡張漢字サポート V7.1L30 のファイルがTrojan Horseとして検出される場合があります。
【該当ファイル】- ファイル名:testme32.exe
- ファイルパス例:C:\Program Files\Fujitsu\JEF\testme32.exe
2.発生条件
以下、(1)から(4)のすべてを満たした場合に本誤検出が発生します。
- (1)ご利用製品バージョンレベル
- JEF拡張漢字サポート V7.1L30
- (2)JEF拡張漢字サポートのインストール時
- インストールオプションで「テストプログラム」を選択してインストール済み
- (3)Symantec AntiVirus ウィルスパターン
- 「2010/04/18 rev.2」利用
- (4)Auto-Protect機能
- 機能を有効にした状態でPCを起動
なお、JEF拡張漢字サポート V7.1L30を同梱している製品は以下のとおりです。
- WSMGR V7.1L30
- WSMGR for Web V7.1L20
- Server2000ホスト連携プレミアム V7.1L30
3.対策
- (1)定義ファイルの更新
- 「2010/04/19 rev.19」以降の定義ファイルで修正済みです。定義ファイルを「2010/04/19 rev.19」以降に更新願います。
- (2)ファイルの復元処理
- 誤検疫されたファイルがある場合にはファイルの削除を行わず、定義ファイルを「2010/04/19 rev.19」以降に更新後、以下を参照の上、ファイルの復元処理を行ってください。
- 検疫ファイルを復元する方法:
http://service1.symantec.com/SUPPORT/INTER/entsecurityjapanesekb.nsf/jp_docid/20021224213103949
- 検疫ファイルを復元する方法:
4.関連情報
- 他製品の誤検知情報
- 本件と同時期に、当社の他製品でも誤検知が発生しました。詳細は以下をご参照ください。
5.更新履歴
- 2010年4月22日: 「4.関連情報」を追加
- 2010年4月21日: 新規掲載
以上