ビジネスルール管理システム(BRMS)による業務変化に影響されないシステム構築

Progress Corticonは、企業システムで利用されているビジネスルール管理システム(BRMS(注1))です。従来、業務アプリケーションに取り込まれているビジネスルールを変更する場合、業務アプリケーションそのものの改修が必要でした。高信頼・高性能なアプリケーションサーバであるInterstage Applicatipn Server上でProgress Corticonを運用することで、業務アプリケーションからビジネスルールを切り離し、お客様自身がビジネスルールを容易に管理・編集できるようになります。銀行の与信業務や携帯電話料金の割引プランなど、頻繁にビジネスルールが変更される場合に大きな効果を発揮します。
本運用により、変化するビジネス環境にすばやく適用でき、より堅牢で信頼性の高いシステムを構築することができます。

  • 注1
    BRMS(ビジネスルール管理システム)とは、日々の業務で現場が行っている判断をプログラム処理とは別で管理するツールです。

特長

Progress Corticonの特長

産業や業務を問わず、様々な領域に適用され、システム開発の生産性と保守性を向上することができます。特に、ビジネススピードが速く、頻繁にビジネスルール変更が発生する様な業務システムやサービスにProgress Corticonを適用することで、開発効率・保守効率を大幅に向上させることができる製品です。
以下の特長があります。

100%コーディングレス

業務の中核となるコアロジックの新規開発、機能変更、業務要求の追加をコーディングレスで迅速にシステム展開することができます。ルールモデリング用のツールCorticon Studioのシンプルなインターフェースにより、業務担当者自身がビジネスルールを作成、変更できるようになります。

1クリックでルールの論理性を自動検証

要件定義や設計時に作成したビジネスロジック(ルール)の論理性を1クリックで自動検証し、矛盾や曖昧さを簡単に発見するため、手戻りのないルール開発ができます。

DeTI(デーティ)アルゴリズムによる優れたパフォーマンス

従来のBRMS製品で利用するRETEアルゴリズム(注2)では、データの「複雑さ」の増大に対して急激にパフォーマンスが劣化してしまう課題がありましたが、Progress CorticonはDeTIアルゴリズム(注3)により、ルール数だけでなく、データの複雑さの増加に対してもパフォーマンスが劣化しにくい特長を備えています。

  • 注2
    RETEアルゴリズムとは、パターンマッチングアルゴリズムの一種で、実行時にルールの実行順序を決定します。
  • 注3
    DeTIアルゴリズムとは、Design-Time-Inferencingの略称であり、設計段階でルール実行順序を最適化するアルゴリズム(米国Progress Software Corporation特許)で、RETEアルゴリズムと比べ、性能が劣化しにくい特長があります。

Interstage Application Serverの特長

Interstage Application Serverは、変化するビジネス環境にすばやく適応する高信頼・高性能なアプリケーションサーバです。業務に合わせて基幹システムやデータベース、各種Webサービスと連携し、変化するビジネスに柔軟に対応することができます。富士通独自のスマートソフトウェアテクノロジー(注4)や業務の負荷分散、多重制御により高信頼、高性能な業務処理を実現し、安定レスポンスを維持します。また、Interstage Application Serverの充実したサポートにより、構築したシステムを長く、安心してお使いいただけます。

  • 注4
    スマートソフトウェアテクノロジーとは、ハードウェアやソフトウェアの状況を自ら判断し、より簡単・安心にお使いいただくための最適化を図る当社独自の技術です。

連携製品の詳細

製品名 バージョン
Progress Corticon V5
V4
Interstage Application Server V11

Progress Corticon

詳細は、株式会社アシストの製品ページをご覧ください。

Interstage Application Server

詳細は、当社の製品ページをご覧ください。

お問い合わせ先

Progress Corticon

Progress Corticonに関するお問い合わせは、以下の窓口までご連絡ください。

Interstage Application Server

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