デジタルビジネスを支えるデータベースFUJITSU Software Enterprise Postgres
機能 - コンテナ化されたデータベースの運用負荷を大幅に軽減するオペレーター -
Enterprise Postgresは、堅牢な運用性が求められるミッションクリティカルシステムに対応するため、PostgreSQLを拡張し、セキュリティ、性能、信頼性を強化しています。
コンテナ運用の複雑さを軽減 - オペレーター -
お客様のコンテナ管理基盤上のデータベースの構築と運用を自動化するオペレーターサービスを提供します。これにより、コンテナ運用の際のデータベース管理者の負荷を大幅に軽減できます。Enterprise Postgtesのオペレーターは、アジアで初めてRed Hat OpenShift Operator Certificationを取得し、2021年9月にオペレーター成熟度モデル最高位であるレベル5に認定されています。
インスタンス作成
ユーザーはオペレーターに指示することで、Enterprise Postgresがインストールされたコンテナやボリュームのプロビジョニング、ネットワークリソースを含めたシステムを構築できます。オペレーターはわずか数分でデータベースクラスタを構築し、データベース運用に必要な機能を提供します。
アップグレード
最新のクラスタを作成するときにアップグレードパラメータを指定することで、メジャーバージョンをアップグレードできます。また、マイナーバージョンアップは、カスタムリソースを変更して実行できます。オペレーターはローリングアップデートを実行し、システムの中断を最小限に抑えてアップグレードを実施します。オペレーターはローリングアップデートを実行し、システムの中断を最小限に抑えてマイナーバージョンのアップグレードを実施します。
自動フェイルオーバー
自動フェイルオーバーや自動リカバリーなどの高可用性機能は、Patroniによって管理されます。プロセスの異常やデータベースを実行しているコンテナの停止など、クラスタ内で障害を検出した場合、自動的にフェイルオーバーを実行します。
自動リカバリー
マスターサーバーで異常が発生し自動フェイルオーバーした場合、異常となった旧マスターサーバーのPodやコンテナは自動で再起動され、レプリカサーバーとして再度クラスタに組み込まれます。レプリカサーバーで異常が発生した場合も、自動で再起動され、レプリカサーバーとして再度クラスタに組み込まれます。
自動バックアップ
ユーザーがスケジュールした時刻に自動でバックアップを実行します。バックアップの種類は、フルバックアップまたはインクリメンタルバックアップです。オブジェクトストレージによる信頼性の高いバックアップを低コストで実現します。
オンデマンドバックアップ
計画的なメンテナンス前や、設定変更後などあらかじめ設定したスケジュール以外の任意のタイミングにオンデマンドバックアップを取得できます。
モニタリング
データベース管理者は、GUI画面でデータベースの状態を監視できます。主な監視項目は以下の通りです。
- 物理リソース
- 負荷状況
- データベースリソース / 診断情報
- ロードバランス状態
- レプリケーション / バックアップの状態
- 死活監視
- サーバログ
アラート / イベント
アラートルールに異常条件を定義し、Prometheusで通知を設定します。メール、Slack、SMS、バックオフィスシステムなどの他のサービスとアラートを統合して、通知を行うことができます。アラートにより、データベース管理者は異常を即座に把握して対応できます。
災害対策(オブジェクトストレージを利用)
バックアップデータをオブジェクトストレージに格納することで、運用サイトから災害対策サイトのデータベースクラスタへのデータ移行を実現します。災害発生時など、データベースクラスタを配備した運用サイトでの運用継続が困難な場合でも、災害対策サイトで運用を継続できます。
オートスケール
オペレーターは、事前に定義されたスケールアウトポリシー(参照レプリカインスタンスのCPU使用率または接続数)に従って参照レプリカを自動的に拡張します。構築コストや運用コストを削減して、トランザクションの急増に対応します。
Enterprise Postgresをコンテナで利用する場合は、従量課金で利用できます。オペレーターのオートスケール機能を利用するシステムや、短期間のみの利用、夜間は利用しない開発環境など、使用実績に合わせて課金することでコストを削減できます。従量課金での利用の詳細は、「Pay-as-you-go Software(従量課金ソフトウェア)」をご参照ください。
カタログ・ご紹介資料で詳しく知る
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