VDIとは、Virtual Desktop Infrastructureの略で、パソコンを仮想化した仕組みです。通常はパソコンで行っている処理をサーバ上の仮想化されたパソコンで実行し、利用者の手元の端末(パソコン/タブレット/スマートフォン)にはその画面だけを転送するので、情報漏えいのリスクが軽減されます。
一方、グラフィックスリソースを必要とするアプリケーションの動作には課題があります。
VDIグラフィックスカードの必要性
近年、利用が増加しているVDIですが、サーバに多くの仮想デスクトップ環境が置かれるため、画面表示処理にCPU能力が使われ、ファイルやネットワークなどの本来のサーバ処理に影響してはシステム構築の目的が達成できません。
たとえば、快適に高解像度処理を行いたい時、サーバ上のデスクトップ環境で処理するVDIグラフィックスカードが必要となるのです。
PRIMERGYとVDIグラフィックスカードで、快適な動作環境での生産性向上と、いつでもどこからでも高度なグラフィックス処理が可能になります。
VDIグラフィックスカードラインナップとPRIMERGY適用機種
特長
- 仮想環境においてグラフィックス処理の負担をCPUからGPUへと切り替え、Citrix、MicrosoftおよびVMware等の代表的な仮想化ソリューションを活用可能。
また、3Dが多用されるアプリケーションを含む全ての重要なアプリケーションにアクセス、極めて応答性のよいWindows と豊かなマルチメディアの環境を提供可能。 - 場所を問わず高度なグラフィックス処理を必要とするアプリケーションを利用可能。
- NVIDIA GRIDソフトウェアライセンス&サポートライセンスは、「5年」、「6年目以降更新型1年」の2つをご用意。
お客様の用途により、「仮想PC」、「仮想アプリケーション」、「Quadro 仮想DCWS(データセンターワークステーション)」、また、教育機関向けの「エデュケーションライセンス」から選択可能。
複数ユーザが、どこでも、いつもと同じようにグラフィックスデータを扱える
「Fujitsu Server PRIMERGY」 + 「VDIグラフィックスカード」でオフィスの生産性向上と快適な高解像度処理の実現を。
Powerful Virtualization for Applications, Desktops and Workstations [英語]
活用事例 GPU+VDIで実現する最適なテレワーク環境とは
VDIでも快適に高解像度処理を実現する「PRIMERGY VDIグラフィックスカードソリューション」。
従来のテレワークでは難しかった快適なオフィスワーク、高いグラフィックス処理はPRIMERGY と NVIDIA GPUが実現します。
ビジネスユースにおいては、事務系アプリケーションのスクロールはより滑らかに、動画再生時のCPU 使用率の抑制、オンライン会議の画像をスムーズに出力するなど、VDIによるテレワークの品質と性能向上に寄与します。
開発ユースにおいては、オフィスのハイスペックマシンが必要だったCAD/BIM の設計開発、映像やゲームの制作、医療での画像診断や研究などがテレワークで行えます。
-
ビジネスユース
-
開発ユース
本製品をご使用中のお客様
PRIMERGYに関する資料請求・お見積もり・ご相談
この製品に関するお問い合わせは、富士通株式会社のフォームを使用し、2024年4月1日よりエフサステクノロジーズ株式会社が対応いたします。
お電話でのお問い合わせ
-
富士通コンタクトライン(総合窓口)
0120-933-200(通話無料)受付時間 9時~12時および13時~17時30分(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)
この製品に関するお問い合わせは、富士通株式会社のフォームを使用し、2024年4月1日よりエフサステクノロジーズ株式会社が対応いたします。