PRIMEQUEST 1400S / 1400E / 1800E OSIV/XSP動作機構
PRIMEQUEST 1000シリーズ(2010年3月発表モデル)は、2012年9月28日をもって販売を終了いたしました。
PRIMEQUEST 1400S2 / 1400E2 / 1400L2 / 1800E2 / 1800L2のOSIV/XSP動作機構はこちら >>
PRIMEQUEST 1000シリーズでは、OSIV/XSP動作機構の搭載により、「GS8000シリーズ」や「GS21シリーズ」、「PRIMEFORCE(プライムフォース)」などの富士通グローバルサーバの専用OSである「OSIV/XSP」と、同OSに対応した「AIM」などの各種ソフトウェアやアプリケーションがそのまま稼働します。
PRIMEQUEST 1000シリーズ上でグローバルサーバ資産を継承
OSIV/XSP動作機構
PRIMEQUEST上でOSⅣ/XSPシステムを稼働させる際に必要なハードウェア機構です。現行システムの各種プログラムを変更することなく、そのまま実行できます。
OSⅣ/XSP動作機構は、グローバルサーバの性能に応じたラインナップを用意しており、OSⅣ/XSPシステムが占有するシステムボード、CPU、メモリ、ディスクなどのハードウェアをセット化し、「OSⅣ/XSP動作機構キット」としてご提供します。
PRIMEQUEST 1400S、同1400E、同1800Eに搭載できます。
OSIV/XSP動作機構の役割
システムボードによるパーティション機能を活用し、PRIMEQUEST上でOSIV/XSPシステムとオープンシステム(Linux / Windows Server)を並行稼働させながら、お客様がこれまでに培ってきたOSIV/XSPベースの基幹アプリケーションや資産を、安全・確実に、低コストで継承することができます。
また、システムのオープン化に伴い、PRIMEQUEST上のOSIV/XSP資産が無くなった後は、OSIV/XSPシステムを稼働させていたCPUやメモリをオープンシステム向けに転用できるため、投資の最適化を図ることができます。
OSIV/XSPシステムとオープンシステムの並行稼働
「OSIV/XSP動作機構」のラインナップ
移行元のグローバルサーバのモデル(処理能力)や台数に応じて、多様な移行パターンをご提供します。
PRIMEQUEST 1400S OSIV/XSP動作機構キット
性能別に5種類(性能カバーレンジ4倍)の「OSIV/XSP動作機構キット」をラインナップしております。
最大2パーティションまで構築できるPRIMEQUEST 1400Sでは、例えばOSIV/XSPシステム(1台のグローバルサーバ)とオープンシステムを、PRIMEQUEST1台に集約・統合できます。
PRIMEQUEST 1400E/1800E OSIV/XSP動作機構キット
性能別に10種類(性能カバーレンジ16倍)の「OSIV/XSP動作機構キット」をラインナップしております。
同キットを複数個導入し、複数のOSIV/XSPシステム(複数台のグローバルサーバ)をPRIMEQUEST 1台に集約・統合する場合や、多数のオープンシステムとともにOSIV/XSPシステムをPRIMEQUEST 1台に集約・統合する場合などに適しています。
OSIV/XSP動作機構のラインナップ
グローバルサーバと同等の運用性
グローバルサーバシステムの高度な運用形態を、PRIMEQUEST上のOSIV/XSPシステムでも継続できます。
AVM/EXS
1台のグローバルサーバを最大4台の仮想マシン(VM)に分割し、それぞれのVMでOSIV/XSPシステムを構築・運用するためのソフトウェアです。
最大4つのOSIV/XSPシステムを構築した1台のグローバルサーバから、PRIMEQUEST上のXSPパーティションへ移行できます。
AVM/EXSを適用したグローバルサーバからの移行
Cタイプ動作機構オプション
グローバルサーバの内蔵磁気ディスク装置搭載モデル(Cタイプ)から移行する場合にご提供するハードウェア機構で、PRIMEQUEST 1400Sにのみ適用可能です。
本オプションを適用することで、オープンシステム用のディスク装置である「ETERNUS DX80」を、 PRIMEQUEST 1400S上のOSIV/XSPシステムから、グローバルサーバの内蔵磁気ディスク装置に相当する使い方ができます。
ETERNUS DX80は、PRIMEQUEST 1400Sと同一のラックに搭載でき、省電力・省スペース化を図ることができます。
AROMA-Lite(アロマ ライト)
AROMA-Liteの導入により、グローバルサーバで標準的にサポートしている、I/O装置および空調などお客様設備の自動運転・電源制御・監視操作をPRIMEQUEST上のOSIV/XSPシステムでも行うことができます。
AROMA-LiteによるI/O装置、お客様設備との連携
多くのグローバルサーバのお客様で利用されている専用装置もサポートしています。
- 通信制御処理装置 INP2
- チャネルリンク装置 SCL4
- ディスプレイ装置
- テープ装置
- プリンタ装置
PRIMEQUESTのサーバ管理専用ユニットを活用し、各種コンソールを統合することもできます。
サーバ管理専用ユニット MMB
PRIMEQUESTに標準で内蔵される、ハードウェアの構成管理や障害監視などを行うユニットです。
同ユニットに管理LAN経由で接続したPCで、オープンパーティションはもちろんのこと、XSPパーティション(OSIV/XSP動作機構を含むハードウェア、OS)(注1)も管理・監視できます。
PCによるコンソール統合
(注1)ソフトウェア(WSMGR V7.1以降、通信制御サービス V7.1以降)のインストールが必要です。
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