富士通メインフレームに関する“3つの約束”

富士通メインフレームをご利用のお客様へ、モダナイゼーションのための十分な検討ならびに移行期間を確保するため、富士通は以下の"3つの約束"を守ります。

1. お客様資産保護、プラットフォーム提供のお約束

富士通メインフレームは半世紀を超える歴史の中で、お客様資産の継承のため、大量高速処理、高信頼、オープンシステム連携などの基幹業務要件にお応えしながら発展してまいりました。その結果、日本国内で最も多くのお客様に富士通製メインフレームをご利用いただいており、20年以上に渡りトップシェアを堅持してまいりました。

そうした環境のなか、お客様とのパートナーシップを最重要事項と考えている富士通は、メインフレーム上に構築、蓄積されたお客様のアプリケーション資産およびデータ資産を今後もお使いいただけるよう、それらが稼働するプラットフォームを2030年まで販売継続いたします。

2. 製品継続提供に向けたエンハンスのお約束

富士通は、メインフレームのプロセッサの自社開発と最新テクノロジーに対応し、ソフトウェアと合わせて製品継続提供を行います。
また、省スペース化、軽量化など、ヒトと地球環境にやさしいメインフレーム開発を追求してまいります。

さらに、お客様がクラウド、IoTなどのデジタル技術との融合により、メインフレーム資産を効果的かつ効率的にご活用いただけるよう、メインフレームとオープンシステムとの連携機能(メインフレーム資産を、オープンシステムから利用可能にする各種機能)を、今後とも提供いたします。

3. 高品質な保守、サポートサービス提供のお約束

富士通は、お客様にメインフレームを安心して永くお使いいただけるよう、全社一体となり、メインフレームのお客様支援体制(開発者、SE、CE)を今後とも維持し続けてまいります。その一環として、メインフレームの基盤ソフトウェアの開発・サポート・サービスをおこなう「富士通ミッションクリティカルソフトウェア株式会社」を2022年4月1日をめどに吸収合併し、保守終了の2035年度末までお客様のメインフレームを支え続けます。

また、お客様とのハードウェア保守、ソフトウェアサポートの契約締結を前提として、メインフレーム内で万が一障害が発生した場合には、根本原因の究明、システムの早期復旧、安定稼働に向けた対処を確実に実施します。これは、富士通がメインフレームのハードウェア、OS、ミドルウェアの全てを自社開発しているからこそ、お客様にご享受いただけるメリットです。さらに、メインフレームの開発、製造は全面的に日本国内で行っているため、日本のお客様に対するスピーディーで手厚いサポートが可能です。

DX実現にむけたデジタルインフラ・プラットフォームの方向性について

背景

経済産業省がDXレポートで「2025年の崖」を提起したように、お客様のDXを阻害する要因と考えられるレガシーシステムと呼ばれる既存基幹システムを見直し、情報技術活用が進展しなければ、企業のビジネス競争力、持続的可能な経営が困難となります。
DX推進は、複雑化した既存基幹システムを簡素化するとともに、高度な情報利活用が必要となります。
このため、技術ライフサイクルを意識して、基幹システムの一貫性のあるモダナイゼーションを推進する必要があります。

ITインフラご提供にむけた当社ビジョン

富士通は、お客様の持続可能な経営に向けて、あらゆるデータやサービスを繋げて付加価値を創出するFujitsu UvanceのHybrid ITをご提案します。その一環としてメインフレーム・UNIXサーバなどのクラウドシフトに取り組んでいきます。
富士通は、お客様のモダナイゼーションを推進するとともに、十分な検討ならびに移行期間を確保するため、メインフレームは2030年度販売終息・2035年度保守終了、UNIXサーバは2029年度販売終息・2034年度保守終了と致します。

富士通メインフレーム 長期ロードマップ

富士通メインフレームは、お客様資産の保護、さらにはお客様のモダナイゼーション検討ならびに移行期間を確保するため、2035年まで確実にサポートしてまいります。

  • 【注】
    本計画は予告なく変更する場合があります。各要素のプロット位置などは正確性を保証するものではありません。年数は年度表現となります。
    PRIMEQUEST OSIV/XSP動作機構は2030年度販売終息、2035年度保守終了。MF仮想システムサービス、データセンターサービスは2035年度にサービス終了となります。

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