FUJITSU Software IOCFM



24時間連続運転を支援 OSIV/MSP IOCFM V10


IOCFMは、システムの運用を停止せずに、入出力系装置の増設や保守を行うことができます。

こんなことで困ったことはないですか?

  • DASDスペースが不足したが連続運転中でシステムが停止できない。
  • 新規DASDを購入し、すぐに使いたい。
  • 保守作業は業務終了後やシステム停止後(土曜、日曜等)で時間がかかる。

概要

IOCFM(I/O ConFiguration Manager)とは、MSP-EXでシステムを運用中に、I/O装置の活性増設・活性保守を支援するソフトウェア製品です。

  • I/O装置の活性増設:システムの運用中に、システムを停止することなくI/O装置を増設することができます。
  • I/O装置の活性保守:システムの運用中にI/O装置を切離して保守することができます。

機能説明

I/O装置の活性増設

I/O装置の活性増設とは、チャネル、入出力制御装置、入出力装置をシステムの運用中に増設することをいいます。

  • 活性増設の範囲
    システムの運用中に増設できるI/O装置は、以下のとおりです。
    • チャネル
    • OCLS装置/FCLS装置
    • ファイバチャネルスイッチ
    • 入出力制御装置
    • 入出力装置
    • ハードウェアについては、使用機種が活性増設可能な機種か確認が必要です。 ソフトウェアについては、増設する装置をサポートしているPTFかの確認が必要です。
  • 活性増設での主な機能
    • I/O構成の動的変更
    • チャネルのオンライン/オフライン、状態確認
    • 入出力制御装置のオンライン/オフライン、状態確認
    • 入出力装置のオンライン/オフライン/マウント、状態確認

I/O装置の活性保守

I/O装置の活性保守とは、チャネル、入出力制御装置、入出力装置をシステムの運用中に、保守対象の装置をシステムから切離して保守し、組み込むことをいいます。
従来はチャネル単位でしたが、IOCFMを使用することによりI/O制御装置単位の保守作業(影響範囲の局所化)ができます。

  • 活性保守の範囲
    システムの運用中に保守できるI/O装置は、以下のとおりです。
    • チャネル
    • OCLS装置/FCLS装置
    • ファイバチャネルスイッチ
    • 入出力制御装置
    • 入出力装置
    • ハードウェアについては、使用機種が活性保守可能な機種か確認が必要です。
  • 活性保守での主な機能
    • チャネルのオンライン/オフライン、状態確認
    • 入出力制御装置のオンライン/オフライン、状態確認
    • 入出力装置のオンライン/オフライン/マウント、状態確認

利用効果

  • I/O活性増設の利用効果
    システムの運用中に、システム無停止でチャネル、ディスクアレイ装置の増設ができるため、以下の効果があります。
    • 装置増設によるシステムの停止がなくなるため、システムの24時間連続運転が可能になります。
    • システムの停止が不要になるため、増設計画が立てやすくなります。
    • システムの停止が不要になるため、休日(土日,年末年始,連休など)を利用した装置増設が不要になり、SE/CE工数が削減されます。
    • 新機種入れ換えのためのボリューム移行が短い時間で行えます。(データ量やデータ種別により変動します)
    • 突発的に発生したボリューム不足に対し、ディスクアレイ装置の構成単位の増設とシステムへの組み込みが業務を停止せずにできるため、既存業務の縮退/停止が不要になります。
  • I/O活性保守の利用効果
    システム運用中に、チャネル、ディスクアレイ装置の活性保守ができるため、以下の効果があります。
    • 装置保守によるシステム停止が不要になるため、システムの24時間連続運転が可能になります。(各ハードウェアコンポーネントの多重化が前提)
    • システム停止が不要になるため、定期保守計画が立てやすくなり、SE作業が軽減されます。
    • 突発的に発生した装置障害においても、既存業務への影響が局所化されるため、既存業務の縮退/停止が不要になります。

適用OS・ご提供時期

GS21

当製品は、GSS21sx(GS21の場合)に含まれます。

製品名 サポート機種 サポートOS 提供時期
IOCFM V10 GS21シリーズ OSIV/MSP 提供中

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