Fujitsu Mainframe GS21
に関するお知らせ
製品
-
富士通メインフレームに関する約束
今後も安心して永きにわたり富士通メインフレームをお使いいただくための約束、およびロードマップを掲載しています。 -
ハードウェア
富士通メインフレーム、および関連製品をご紹介します
ソリューション
- ソリューション
富士通メインフレームを中核とした情報システムに対し、当社が提案するソリューションをご紹介します。 -
ソリューションご説明会の実施
ご覧になるには会員登録が必要です
会員のお客様には、ご要望に応じて、お客様先や富士通施設、Web会議等でソリューション等のご説明を行います。
カタログ・技術資料
- カタログ
-
ドキュメントサービス
ご覧になるには会員登録が必要です
ソフトウェア製品マニュアル、ソフトウェア説明書、修正情報等を公開しています。
Fujitsu Mainframe GS21
を知る
Fujitsu Software GSCF (MSP)
概要
GSCF(Global System Control Facility)は、メインフレームのシステム記憶(注1)と、システム記憶に複数のシステムが結合されたシステム形態を制御するプログラムです。メインフレームにおいて、OSIV/MSP SSCF V20とあわせてGSCFをインストールすることにより、システム記憶を複数のクラスタ(注2)から利用することができます。
- 注1システム記憶(System Storage):主記憶装置との間で直接、高速データ転送を行うことができる外部記憶装置。
- 注2クラスタ(Cluster):システム記憶とクラスタ接続装置で統合した複合システムの構成要素であり、従来のコンピュータ1台に相当する。
機能説明
高処理能力と高信頼性を兼ね備えたシステムを構築
システム記憶を複数のクラスタから共用利用することにより大量のデータを高速に処理することができます。
また、クラスタが停止したとき、他のクラスタが短時間で業務を引き継ぐこと(高速ホットスタンバイ)ができます。
-
ダウン監視機能
各クラスタ上のGSCFは、他クラスタの動作状況を監視し、いずれかのクラスタが停止したときに他クラスタのGSCFとシステム記憶ファイルを使用しているプログラムにその旨を通知します。この通知を受けたGSCFとシステム記憶ファイルを使用している各プログラムは、停止したクラスタが保持していた各種資源の回収や実行中の処理の引き継ぎを開始します。 -
SCMP通信機能及び排他機能
システム記憶ファイルは、各クラスタの複数のジョブから共用することができます。共用を実現するためには、各クラスタ上のGSCFやシステム記憶ファイルを使用するプログラムが相互の通信や排他制御を行う必要があります。このため、GSCFではシステム記憶が提供するクラスタ間通信機構やクラスタ間同期命令を利用して、SCMPシステム内の通信機能及び排他機能を提供します。 -
システム記憶の分割機能
メインフレームのシステム記憶は、ハードウェアにより最大4つに分割することができ、それぞれの分割単位をSSセクションと呼びます。各SSセクションで、SCMPシステムおよびスケーラブルSCMPシステムを構築することができます。
適用例
-
システム記憶の分割によるTCOの削減
SSセクション1、2、3で基幹系業務を運用し、SSセクション4でAVM/EX運用による開発業務を1システムで実施することでTCOを削減できます。
適用OS・ご提供時期
GS21
当製品は、GSS21sx マルチクラスタパックに含まれます。
製品名 | サポート機種 | サポートOS | 提供時期 |
---|---|---|---|
GSCF V20 | GS21シリーズ | OSIV/MSP | 提供中 |
富士通メインフレームに関するお問い合わせ
電話でのお問い合わせ
-
富士通コンタクトライン(総合窓口)
0120-933-200(通話無料)受付時間 9時~17時30分(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)